カリント日記

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2004年10月23日(土) ドメイン取得とホームページ開設

朝の10時から初めて今はもう17時。
食事はしたものの、ほとんど画面に向かって作業を続ける。
活用する当ても無いのにドメインを取得し、きっと半分も使わないのにレンタルサーバを確保し、やめときゃいいのに初めてのCGIに挑戦してチャットルームも設置した。で、調子に乗ってこの日記。
そもそも「日記」というが、無精者の私が毎日書ける筈もなく、ならば気が向いたときにと思ったけれど、それさえいつまで続くのか。
ま、何はともあれ、カリント開業2周年を目前にして、またひとつの節目を刻んだな、と満足げにビールを飲む。プハー。

2004年10月24日(日) プレーン

肉や野菜の入っていないタマゴだけのオムレツをプレーンオムレツ、フルーツなど洒落たものの入っていない酸っぱいヨーグルトをプレーンヨーグルトというが、このホームページは差し詰め「プレーンホームページ」だろうか。
このホームページにはなーーんにもない。
チャットをするためのサイトを作てみたかったものの、それ以外は特に考えておらず、どちらかというと、「ドメインを取得したついでにサーバを借りた」ことによる「副産物」に近い。
だから、「只今(当分の間)作成中」はもう、その緑の文字が示すようにプレーンオムレツの「パセリ」のようなもの。
あってもなくても、大差ない。
ま、せめて「パセリ」から「サラダ」にできるよう頑張ろ、っと。
(昨日の夕方は北陸で地震があった。ニュースを見ていると心が痛い・・)

2004年10月25日(月) で、今日の出来事は?

「日記」というからにはその日の出来事を書くのが原則であって、以前から暖めていたネタを書いても仕方がない。と思いつつも、そう毎日毎日、日記に書いて人に見てもらうような出来事に出くわすはずもなく、個人業ではあるけれども会社員と同じように朝出かけて夜帰る規則正しい生活の中では取り立てて話すような事もない。
しかし、女性は毎日同じメンバーと顔を合わせているにもかかわらず、1分と休む間もなく延々と話し続ける事が出来るようだ。
あの勢いのまま日記に書いていればあっという間にサーバはパンクするだろう。
男は十年ぶりに会った旧友とでさえ、5分も話せば話題に困るというのに。
ところで今日は、行きつけの店が休みだったので早く帰ってきて早速ホームページをメンテナンスしようとしたがすでにパソコンは占領されていた。
もうすぐ日付が変わるというこの時間になってようやくパソコンが使えるようになったのでとりあえず、日付の変わらぬうちに日記だけを書き上げる事にした。
次は掲示板を作ってみようと思う。

2004年10月26日(火) 恥ずかしい

日記を人目にさらすのもどうかと思うが、このサイトでやっている掲示板やチャットはこれはもう、恥ずかしい人にはたまらなく恥ずかしい。
一対一でするチャットなら、男同士のくだらないシモネタバカ話から、真剣な女性の悩み相談、果ては夫婦の秘め事まで、誰にも知られず当事者同士で会話できるのにここのサイトのチャットときたら、何もかも筒抜け、まさに「複数人プレー」である。
今日、初めて掲示板とチャットを使ってみた。
確かに、チャットは誰かの家の玄関に入り込んだようで落ち着かない。
何より、他に誰も入室しておらず、話し相手がいなかったときの虚しさといったら、もう一段あると思って階段を下りたら地面だったときのあの虚しさにも似ている。
かといって知らない人がいてもちょっと困る。
まったくの赤の他人ならいざしらず、「名前だけは知っている」っていうのが余計に気まずい。
掲示板にしても閉鎖的なやり取りになれているから、平気で実名を書いたりして。
せめて「○村さん」とか「ナウビレッジ」とかにするべきだった。
「個室プレー」・・・じゃなくて「個室系チャット」であれば個人でやり取りできるのだろうが残念ながらここのサーバは「個室系」禁止なのである。
ま、実際、誰にも知られたくなければメールで済ませばよいだけのこと。
この恥ずかしいような落ち着かないような気まずいような、自虐的チャットや掲示板。
果たして、廃れてしまうか、歴史となるか。

2004年10月27日(水) 漢字検定

今日は漢字検定の問題集を買ってきた。
我が家には高校入試を控えた受験生が居て、どうせなら家族揃って試験の準備をしようということで来年早々家族みんなでで漢字検定の試験を受ける事にしたのだ。
私は2級、中学校三年生の長男は3級、6年生の長女は6級、さすがに未就学の次女は受験しない。
で、嫁さんが何級を受けるのか。2級は彼女曰く「無理無理無理無理」。
かといって小学生に混じって6級を受けるのもプライドが。
では、3級か?中学生に混じって受験するのも少し抵抗があるかもしれないが、3級といえども侮るなかれ。
例えば書き取りでは「タクバツした才能」「フクスイ盆に返らず」、読みでも「昔の篤志家が寄進する」「茶道の宗匠が集まる」などなど。
決して大人が受験しても恥ずかしくはない。といっておきながら合格しないとそれはそれで恥ずかしい。

ちなみに、1級ともなるとこれはもう、別次元の問題である。
「イスカの嘴」。これは「読み問題」ではなく「書き問題」。
「嘴(クチバシ)」を読むのではなく「イスカ(鳥の種類)」を漢字で書くのだ。
高校卒業までに習う漢字約2000文字を試験範囲としている2級に比べ、1級はなんと6000文字。漢和辞典より凄い。

で、今回の試験、私だけ3回目の挑戦である。「三度目の正直」か「二度あることは三度ある」か。

2004年10月28日(木) 背中から

帰りの電車の中で座席に座りビールを飲んでいる人がいた。
一見すると上品な紳士風。しばらくすると飲み干した空き缶を足元に置く。
私の統計では50%の人はその空き缶を「置き忘れる」。
で、途中の駅で私は買い物をするために降りようとするとその紳士もドアの方へ歩いてくる。
座っていた元の場所を見ると「忘れ物」が。
すかさず、というか待ってましたというか、「忘れ物してるで」とその紳士に注意する。
周りの人に良く聞こえるように。周りの人が「何事か?」と視線を向けるのがわかる。
紳士が空き缶を取りに戻るのを尻目に私は先に降りた。

デパートで買い物を終えて出口へ向かう途中、エスカレータで遊んでいる4才ぐらいの子供を見かけた。
すぐ近くの店に母親が居る様子。
エスカレータで降りてきた婦人が子供を避けて下りていく。何も言わない。
私の後ろを歩いている婦人が小声で言う「あぶないなあ」。
私は既にターゲットロックオン。真っ直ぐ子供に向かって歩いていく。
周りから見たら一種異様な雰囲気かもしれないと思いながら、子供に近づき、恐い顔をして子供の腕をむんずと掴み、「ここで遊んだら危ないからやめなさい」と一喝する。
子供は泣きそうな顔をして母親の元へ走っていく。
私の統計ではこういうとき50%の母親がこっちを睨む。
やっぱり母親はこっちを睨んでいる。『子供を育てる資格なし』と心で叫びデパートを出る。

再び駅。
電車を待っているといかにも「ご出勤」風の女性が私のすぐ側でタバコを吸いだした。
無論、禁煙場所で。
ま、人も少なく、煙も私の方へ来なかったので、黙認する事にした。
しかし、私の統計では90%の人が吸殻をその場へ捨てる。
電車が入ってくると、お約束どおり、壁に吸殻を押し付けポロっと落とした。
私は彼女のすぐ側まで行き、込み上げる気持ちにのせて「吸殻ぐらいちゃんと捨てろよ!」と一喝して睨みつける。
唖然とした彼女ではあるがもちろん捨てた吸殻を再び拾うはずもなく、私から遠ざかって電車に乗った。

30分の間に3回も注意。
この調子ではいつか背中を刺されて死ぬな。うん。

2004年10月29日(金) ニュース

新潟の地震で幼い子供が奇跡の生還を果たした。
そんな記事が連日、新聞の見出しを飾っている。
今回の震災では数十名の犠牲者が出た。
もちろん、そのことも毎日のように報道されたが、人が数十人死んだことより一人生還したことのほうがテレビも新聞も扱いが大きい。
単純な事だけれども悲しい出来事があればあるほど、うれしい出来事に心を惹かれるからだろう。

悲しいニュースを避けてきた私もこのときはうれしい思いで新聞を読み、うれしいニュースをテレビで見ていた。
うれしいニュースの報道が例え視聴率稼ぎのためであってもかまわない。
悲しいニュースを見るぐらいなら喜んでテレビ局の思惑通り、とことんうれしいニュースを見てやろうじゃないか。

2004年10月30日(土) 祝!一週間!

このHP(ホームページ)を開設して一週間が経った。
一週間の間にTOPページを変更すること数回。
本来の目的であったはずのチャットがとても利用しづらく、今やこのHPの問題児である。
いや、もともとチャットをろくに使ったことのない私が、チャットでこういうことができると勝手に思い込みその機能を勝手に期待していただけで、このシステムが悪いわけでもなんでもない。

システムといえば、職業柄、連想してしまうのがコンピュータによるシステムなのだが、あるユーザが導入したソフトウエアを運用していくうちに次々と不満を言い出した。
「このプログラムは使えない」「このプログラムは使い勝手が悪い」などなど。
でも、そのプログラムは既に数多くのユーザで実績を持っていて評判も上々であった。
なのに、プログラムに不満を言うユーザもいる。
これは単にそのプログラム(システム)がそのユーザに適切な物だったかどうかだけでプログラム自身のよしあしの問題ではない。
無論、そのプログラムをユーザに薦めた人のよしあしの問題はあるとして。

ま、いろいろと改善点のあるカリントHPだけれども、この一週間で、これからも続けていけそうな気もしてきてやっぱりお祝いにプハー。

2004年10月31日(日) 放浪

TOPページに貼り付けた車は、ホンダのオデッセイ。私がはじめて買った車だ。
今までにも何台か乗り継いできたが、嫁さんに買ってもらったり、親類から譲り受けたりしたものでどれも自分で購入した車ではなかった。
車は以前からほしかったけれど、「コレだ!」と思う車もなく、なにより「先立つもの」がなかった。
それが去年の今頃、「先立つもの」はともかく、「コレだ!」と思う車に出会い、悩み続ける事3ヶ月、「先立つもの」はやはりないままに、清水の舞台から飛び降りる(何回目だろうか、このダイビングは!)つもりで購入。
確実に家計を圧迫しているけれど、引き換えに手に入れたものも大きく、なくてはならない存在である。

暇な休日には車を洗い、雨にぬれた後には車を洗い、気分の良い日も車を洗う。
隣近所の人はそれを見かけるたびに、「今日もまた磨きをかけてますねー」などと冷やかしを言う。
晴れた日などはその後にドライブに行ったりもするが、怪しい天気の日にはすぐにガレージに隠す。
だから雨降りの日は車を出したくない。
今日も、雨上がりの間隙を縫ってすばやく洗車を済まし、そそくさとガレージに。

これから紅葉の季節も本番を向かえ、あっちこっちへ足を伸ばしてみたい。
まさに「オデッセイ=放浪」の名の如く、西へ東へ。

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