カリント日記

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2011年6月1日(水) 一回は笑いを

数えてみたら、小学校や子ども会、自治会など全部あわせて、毎月最低10回の会議に出席している。

そのいずれの会議の中でも、心がけていることは「笑うこと」「笑わせること」だ。

今日の会議でもそれを心がけた。

初めて顔を揃える会議だったので、参加者全員が自己紹介をしたが、私は「どの会議でも必ず一回は笑いを取れるように心がけている」と話をした。
少しハードルをあげてしまったかもしれないが、まあ、今のところ目標は達成できているように思う。

きっかけは高校のPTAの会議だった。

小学校と違って保護者に余裕があるためか、会議もあまり緊張感がない。
嫁さんも毎回の会議の前後には同じ委員さんとお茶を楽しんでいたようで、学校の会議を口実に、世間話をしているお母さんも多い。

そんな保護者が集まる会議なので、私も調子に乗って、毎回の挨拶では必ず笑ってもらえるように心がけていた。

そうすると会議の雰囲気もよくなった。

雰囲気がよくなると、何かをするにしてもみんな協力的になる。

高校を卒業しても後援会として一緒に活動してくださる仲間をもてたのも、そんな雰囲気の中で生まれたつながりだと思う。

当然、面白いだけでは会議は成り立たないが、みんなが敬遠するようなものであっては意味がない。

やるときはやるけれど、それ以外のときは楽しく話せる雰囲気作りをこれからも心がけていきたい。

2011年6月2日(木) 子ども会子ども会議

子ども会の主役は子どもたちだが、いつも大人が決めた内容にしたがって子ども会を運営していた。
だから、子どもたちだけの会議を開くことにした。

名づけて「子ども会子ども会議」。

子どもだけと言っても、大人がいないと収拾がつかないので、私と嫁さんが出席する。

でも、意見を言うのは子どもたち。

今日は2回目の会議。

これがなかなか面白いようで、前回の会議の後しばらくしてから、子どもたちも「次の会議はいつするの?」と待ち遠しいように聞いてきた。

予定が決まっていることの内容を報告し、またこれからやりたいことを聞いてみる。

だれかが言った。
「今まで大人が決めてたことしかやってなかったけど、主役は子どもやねんから、自分たちで決めたい」

とてもいい言葉だ。

無論、その言葉に「責任」をどこまで認識しているかはわからなかったが、それはおいおい教えていけばいい。
何より「子ども会は自分たちでやるんだ」と思っていることが大事なのだ。

遊びだけではない。
「高学年は低学年の面倒を見て、集合するときは、自分たちで班ごとにみんなを並ばせて、人数を数えて、大人に報告するんやで。わかった?」と言うと、みな口々に「わかったぁ」と応える。

思った以上にたくましい。

面白いアイデアも出た。

「自治会館にみんなで泊まりたい!」

実現するにはいくつかのハードルがあるが、子どもたちから出てきた企画だ。
なんとか実現させてやりたい。

高学年が自主的に動くことそのものに意味があるわけではない。
それを低学年が見て、自分たちもいずれそうやって活動するんだ、と意識させることが重要だ。

異学年の子どもが交流する。
それが子ども会の一番のよいところなのだから。

2011年6月3日(金) 体育祭

昨年度までPTA会長を務めていた高校で体育祭があり、来賓席にお邪魔して競技を見せていただいた。

毎年のことながら、生徒はみな、楽しそうにそして真剣に競技を行っていた。
団体で演舞をする「応援パフォーマンス」も練習の成果がよく現れており、つい先日入学してきた一年生たちがこれほどまとまっているのは、中間テストの合間を縫って一所懸命に練習したことももちろんだが、三年生の強い牽引力があったからだろうと感心した。
だからパフォーマンス部門で優勝したチームの三年生は肩を叩き合いながら、人目もはばからず、号泣していた。
団長を務めた三年生男子が表彰状を受け取り、涙をこらえながら、チームのみんなに深々とお辞儀していた姿はとても格好良かった。

校旗を降納するときに吹奏楽部が校歌を演奏すると、生徒がみんな当たり前のように校歌を歌いだす。
他の学校がどうなのかは知らないが、少なくとも私の高校時代には見られなかった光景だ。
隣に座っていた保護者がいう。
「ほんま、この学校の生徒は自然と校歌を歌うもんなあ」。
私も初めてその光景を目の当たりにしたときは驚いた。

体育祭だけでなく、他の行事や普段の様子を見ていても、子どもたちがこの学校を好きなのだということがよくわかる。

そして私もこの学校が好きだ。

2011年6月4日(土) 日焼け

そろそろ髪の毛を切らないとまた変な日焼けをする、と思っていたのに、結局散髪に行かないまま、昨日は体育祭に出かけてしまった。

お陰で変な日焼けをしてしまった。

日陰になっているテントの中にいたのだが、一日中、運動場を眺めていたのでその照り返しによって、しっかり焼けてしまった。

すっかり伸びた髪の毛で額が隠れていたため、額の真ん中辺りに紅白の境界線がある。
まるで京劇のサルのようだ。

そしてそのまま散髪に行った。

案の定「今、髪の毛を短くすると、赤い顔が目立って変かも」と店員がいう。

それでもどうしても切りたくて、カットしてもらうことに。

段々と髪が短くなるにつれて、鏡に映る私の顔の赤さが目立つ。

明日にしたほうがよかったかも、と思いながら眺めていた。

そして今日。

赤味はひいたがなんだかヒリヒリする。

日焼けを楽しんでいた時期が懐かしい。

2011年6月5日(日) 体重計

長男がアルバイトをしている家電量販店が新装開店したので、次女と嫁さんと三人で出かけた。

車で5分ほどのところにある量販店の近くには、同じような家電量販店が他にも三件ほど立ち並ぶ、まさに激戦区だ。

だから結構安い上に、長男がバイトしているお陰でさらに割引をしてもらえるので、いくつかの量販店を回って品定めをする必要もなく、我が家の家電はほとんどこの店で買い揃えている。

今日は、次女が前からほしがっていた携帯音楽プレーヤーを買うことが決まっていた。

目的のものは既にネットで確認済みであり、何色かある中から既に次女は色を決めていたので、すぐに買い物の目的は達成された。

少々高い買い物で、小学生には不相応かとも思ったが、携帯電話を持っている友達もいるし、それに比べればまだいいかと思い、また、外には持っていかないという約束をして持たせることにした。

いつものようにパソコンを眺める。

スペックと価格と使いやすさを見比べていくつか候補を絞っていると店員が説明にやってくる。
私には必要はないのだが、向こうは仕事なので、適当に話を聞いてやる。
20分ほど考えたが今日は買わないと決めた。

ふと、自宅の体重計が壊れていたことを思い出し、嫁さんに相談すると買って帰ろうということになった。

安いものは昔ながらのアナログなものは1,000円以下で買える。
でもこの店で一番売れているのは、なんと一番高い15,000円もする高機能なものだ。

さすがにそこまで機能は盛りだくさんでなくてもいいが、最近はやはり、体脂肪や内臓脂肪量なんかも気になるので、そういうものが計測できる商品がほしい。
体脂肪ぐらいなら、ほとんどの体重計に標準装備されている。

なので体脂肪、内臓脂肪、筋肉量が計測でき、半年分の計測記録を覚えておける体重計を選択した。

「長男割引」を活用して、10,000円以下になった。

早速、自宅に戻って体重と体脂肪を測る。

結果は無残なものだったが、「体年齢」という項目に表示された年齢が実際の年齢より4歳若かったのが救いだ。

これでジムに通うのも少しは楽しくなるか。

2011年6月6日(月) こだわりを持って運動

月曜日は酒を飲まない日なので、少々遅い時間からでもジムに行くことが多い。

常連さんの顔も少しずつ増えてきた。
といっても、特に会話することもないので、どこの誰かは知らない。

見た目は50過ぎだが、日焼けの体に着慣れたシャツを着たベテラン風のおじさん。
お年を召されているのに、驚くほど柔軟な体のおばあさん。
毎回ランニングマシンしかしないけれど、12キロという驚異的な速度で走り続ける女性。
いかにもアスリートといった感じだけれどダンベル運動専門の男子。

それぞれにみな何かのこだわりを持って運動をしているようだが、私のようにおなかに脂肪を蓄えたおじさんは少ないように思う。

私のこだわりが成就する日はまだまだ先のようだ。

2011年6月7日(火) サッカー観戦用

前回のペルー戦に引き続き、今夜のチェコ戦も引き分け。
まあ、負けたわけではないのでザックジャパンの不敗記録は続いているが、それでも、もはや「格下」となったペルーやチェコ相手に無得点では、気分も晴れず、なんだか「消化不良」のようである。

せっかくのビールの味もいまいちか。

あ。

そういえば、前回の戦いも今回もいつも飲んでいる試合観戦用のものではなかった。
それがいけなかったか。

たまたま近くのコンビニではサッカー観戦用のビールが品切れだったので、晩酌用のビールで代用したのだ。

勝っている時はそんなこと微塵も思いはしないのに、今のメンバーで格下の相手にドロー試合が続くと、「ゲン」もかつぎたくなる。

秋からは3次予選。
そのときは足を伸ばしてでもサッカー観戦用のビールを用意しないと。

2011年6月8日(水) 予定表作成

仕事の合間を縫って、秋に開催される小学校の一大イベントに向けての予定表を作成した。
プロジェクト管理で使うような、結構、本格的なものだ。

本番までに準備することや決めることを洗い出し、それをグループごとに時系列に並べ、いつまでにそれを実施するか、そのためにはいつまでに準備するか、そしていつ指示を出すか、その担当者は誰か、そういうことを書き加えていった。

委員会の前に指示を出してそれを各委員の「宿題」とし、提出期限を決めて提出させる。
そして、その後の役員会でその宿題を添削し、その結果を各自に伝えた上で、委員会を開催する。
事前に添削結果を伝えることで委員さんも調整や準備がしやすい。

委員会ではその宿題についての決定事項の報告と同意を得ることに目的を置き、その場で「ああでもない、こうでもない」というような検討は極力しない。
委員会では常に結果が出せるようにする。

そのために、疑問がある場合は委員から直接に役員に質問できる「ホットライン」も開設する。

委員会では次の委員会までの宿題を出して、そしてまた期限までに提出させる。

企業ではよくやっていることでも、学校の活動ではなかなか難しい。
だから少し躊躇はあったが、役員会での評判はよく、先生も仕切りにお礼を言ってくださったし、他の役員からのねぎらいの言葉もらったので「やってよかった」と感じた。

後は委員会でどれだけのお母さんたちが理解してくれるかが課題だ。

2011年6月9日(木) 任されても

先日、地域の懇談会に小学校の本部役員として出席した。

毎回思うのだが、本部役員は時々意見を言ったりするものの、どちらかといえば「聞き役」なはずである。

そもそも本部役員が地域の懇談会に参加する目的は、普段は聞くことのできない地域の方々の意見を直接聞き、それをPTA活動に生かすところにあると思う。

話し合いの内容は地域の活動報告であったり、要望であったり、はたまた家庭内の事情であったりと、内容はさまざまだが、基本的には「ご意見をお聞きしたい」という気持ちで臨んでいる。

にもかかわらず、グループに分かれて話し合いをしたときには、私は決まってそのグループの司会をさせられ、そしてグループで話し合いをした内容の発表をさせられる。

別にいやなことでもないし、面倒でもないし、たぶん誰よりもうまくできるのだが、それは本筋から離れていると思う。

その役目は本来なら各地区の担当者がやるべきことであって、私に任せるのはなんだか手を抜いているように思えて、それはちょっと本部役員に対して失礼なんじゃないかとも思う。

どこかのタイミングでうまく説明できればいいのだけれど。

2011年6月10日(金) 司会進行

「地区懇談会」というのは検索サイトでも「検索候補」になるぐらい一般的な言葉のようで、それならば、と小学校での地区懇談会がどのように行われているのか、検索して調べてみた。

形式はいろいろで、場所も体育館であったり、地域の自治会館であったりするし、進め方もグループディスカッションであったり、担当者による報告とそれに対する質疑応答であったりする。
まあ、それぞれアプローチは違っても学校を中心とした地域の人たちとの情報交換の場所であることに違いはないようで、私の知っている地区懇談会と、そう大差はない。

私が知りたかったのは司会進行がどのように行われているか、だ。
で、もう少し、司会に絞って調べてみた。

すると、あるわあるわ、これほどにも司会に困っている人が多いのかと、驚いた。

「どのように挨拶すればいいのか」というような質問に始まり、「沈黙ができたときはどうすればいいか」、「先生にはどのように話を振ればいいか」、そして最後の「終わりの挨拶はどうすればいいか」まで、実にたくさんの質問と回答があった。

それぞれの質問者はみな同様に「緊張している」「眠れない」「口から心臓が飛び出そう」などと、どれほど困窮しているかを伝えている。

お母さんたちにとってはそんなに大変なことなのか。

何がそんなに不安なのか。

別に面接試験を受けているわけではないし、目の前に座っている人は自分と同じ保護者だし、言葉に詰まっても問題ない。
誰もスムーズに司会進行しろ、なんて思っていないし、そこまで期待していない。

使い慣れていない敬語を使うのが難しいのだろうか。

一つ言えることは、こういう会議に参加して、司会の方法を学んでおけば、もっと楽にできるようになることは間違いない、と言うことだ。

2011年6月11日(土) 忙しい日

一ヶ月に最低10個の会議に出席しなくてはならないが、今日はそのうちの3個が集中している日。

朝、昼、夜、とそれぞれ別々の団体の会議に出席するが、どれも私が長を務めているので、ほとんどしゃべりっぱなしである。

そして自宅に戻ると、気分転換をするかのようにジムに出かけた。
時間も遅いので、一通り簡単な運動をし、ランニングもいつもより短めで終わった。

それでもようやくこれでお酒が飲める、という達成感だけは十分にあった。
おまけに明日は何も予定がない。

いつもより忙しい土曜日だけれど、いつもよりおいしいお酒が飲める日でもある。


2011年6月12日(日) いつ開梱するか

自宅の仕事で使用してるノートパソコンは、時折発生するただ一箇所の問題を除いては、まだまだ使えそうなのだが、その一箇所が問題である。

画面が真っ赤になるのだ。

正確には黒い部分が赤になる。
それだけではなく、白い部分は青になる。

発生したときのこのショッキングなコントラストは思わずのけぞってしまうほどだ。

先日、新装開店した家電量販店で、パソコンの特化セールをやっており、半分買うつもりで出かけた。
後の半分は、やはりまだ使えるからなあ、という愛着にも似た思いだ。

店で目当てのパソコンをいくつか物色する。

案の定、店員が近寄ってくるが「話しかけるなオーラ」を出しながら、いろいろと悩む。

最終的には嫁さんの一声「どうせ買うなら安い今のうちに買ったらええやん」で、買うことにした。

でも、セットアップにはそれなりの時間もかかるし、今日はもう、作業をする気にもなれない。

まだ箱に入って、ビニールバンドに取っ手をつけられたままの状態で、新しいパソコンは開梱のときを待っている。

2011年6月13日(月) 塾とゲームと

「女の子だからそんなに勉強はできなくても」と嫁さんはよく言う。

私もそう思う。

「勉強ができなくてもいい」というわけではなく、女の子なら、才女になる前に料理を作れることのほうが重要だと思う。

「男女差別、男も料理を作るべし」

そういう声も聞こえてきそうだが、「お袋の味」ではなく「親父の味」と、大きくなった子どもたちから言われることに、お母さんたちが寂しさを感じないのなら、それでもいい。

「勉強ができない女の子」のも困りものだが「世間知らずの女の子」はもっと困りものだ。

小学生のときから進学校へ行くために友達と遊ぶ時間を割いて塾へ通わせることで、人とのかかわりについて学ぶ機会を損失しているとしたら、それはその子どもにとって大きな痛手だ。

地区懇談会の中でもお母さんたちからテレビゲームは悪者扱いされている。
勉強の妨げになるからだろう。

けれども、外科手術をするためのシミュレーションを新米の外科医にやらせたところ、テレビゲーム経験者のほうが、安定した技術で、かつ、すばやく施術できるという統計があるらしい。

家庭によっては、塾も大事だし、ゲーム禁止も必要なことかもしれない。

けれどもその代償として、子どもの可能性や成長すべき一部の側面を、奪うことになっているかもしれない、ということを忘れないでほしい。

全て親が「正解」ではないのだ。

2011年6月14日(火) どう解釈したのか

小学校にはPTAの親睦を深めることを目的とした、女子バレーボールチームがある。
メンバーはお母さんと先生。

9人制のバレーボールにもかかわらず、現在のメンバーは5人。

で、先日の実行委員会でメンバーの再募集を呼びかけた。

「現在のメンバーは5人です。
 このままでは大会に出場ができません。
 おそらく、市内全ての学校で初めてのことだと思います。」

市内全ての学校での親善大会である。
その大会に「うちの学校は出場できません」というのはある意味「屈辱」でもある。
となれば、私が「問題だ」と発言してもおかしくない流れだ。
その場に少し緊張が走る。

そして続ける。

「このチームは大会を目指して練習ばかりしているチームではありません。
 なぜなら親睦を深めることが目的だからです。
 ですからメンバーもバレーの練習を口実にみんなで集まって井戸端会議をしているようなもんです」

こういうとバレーボール部のメンバーでもある役員が
「そうそう。気楽にきてください。練習してるよりしゃべってる時間のほうが長いかも」
といい、一気に空気が和む。

さらに私が続ける。

「みなさんも、軽い気持ちで仲間に加わってください。
 先ほど、このままでは大会に出場できない、といいましたが、もし、『大会にでるならメンバーにならない』と仰るのであれば、私は大会に出る必要はないと思います」

これは決意の表れだ。
それほどに「大会にでることよりも、親睦を深めることのほうが大事なことなのだ」といっているわけだ。

先生や委員のみんなも、そしてバレーボール部の役員も頷いている。

ところが。

これをどう解釈したのか、一部の委員さんが同じ委員会のメンバーにメールをした。

「もう、バレーボール大会に出なくてよくなってん!」

誰もそんなことを言ってはいない。

その委員会のメンバーの中に聡明な人がいて、そんなはずはない、とバレーボール部の部員である私の嫁さんにメールで質問をしてきてわかったことだ。

早速、嫁さんがその委員会の長と連絡を取り、私の発言の趣旨を説明してくれた。

委員会の長はすぐさま、「では足りないメンバーは必ず、私たちが集めます」と約束してくれたらしい。

まあ、人集めに苦労していたのが、結果的に前に進めたのでよかったのだが、もし、その長が聡明でなければ、どうなっていたことか。

2011年6月15日(水) アルバイトで得たもの

この前の日曜日は家族で外食をした。

長女がアルバイトを始めて初めての給料が入ったらしく、それでみんなにご馳走してくれたのだ。

バイト先は「時給がいいから」という理由で決めたファストフードのチェーン店。
こいつに接客できるのだろうかと、という親の心配をよそに、積極的に仕事をしている様子。
この前は店においてある募金箱が盗まれたといって、遅くまで警察で手続きをしていた。
POSシステムの端末が故障していて、注文の入力するのに手間がかかるという話も聞いた。

思えば、バイトを始める前よりも長女との会話が増えたように思う。

長男が初めてのバイト代でご馳走してくれた寿司だったが、今日もやはり寿司だ。
回転寿司ではあるがとても味がよい店で、中央で板前が寿司を握っており、その周りをレーンが寿司を載せて回転している。

レーンに流れていないネタを長女が注文する。
「あいよ!」と元気な声が聞こえ、しばらくすると「おまち!」と手渡ししてくれる。
それを受け取りながら「ありがとうございまーす!」という長女の声は以前よりも元気な声に聞こえる。

長女がアルバイトで得たものは、たくさんありそうだ。

2011年6月16日(木) 効率化を考える

早く帰ってジムに行こうと思ったけれど、雨降りで出鼻をくじかれる。
じゃあ、新しく買ったパソコンのセットアップをしようと思ったけれど、メールで各方面に連絡する作業に追われ、気がつけば食事の時間。
食事を取りながら焼酎のロックを飲むと、後は子どもと話して笑いながらテレビを見るだけ。
嫁さんとも今日の話をして、今後の作戦を考える。

そして寝る前になって、「はて?今日は何をしてこんな時間になったっけ?今日の成果は?」等と考える。
ほぼ毎日同じようなパターン。

別にそれが悪いわけではなく、なんだかんだと、仕事をこなして前には進んでいるのだが、自分の予定していた作業があまり進んでおらず、「まだまだ余裕がある」と思っていたことが、案外目前に迫っていることに気づかされる。

今週末もイベントは盛りだくさん。
来週も、その先も、夏にもたくさんのイベントがあり、そして秋にもイベントがある。
本当にこんな調子でできるのかな、と思いつつ、毎年それをこなしている。

もう少し、時間を効率よく使える方法はないかなあ。

2011年6月17日(金) 勝手に決めてはいけないこと

毎年、夏休みには夜間巡視をする。
これは中学校のPTA、つまりは各地区の保護者が中心となって進めているものだが、人手が足りないので地区の「防犯委員」や「小学校PTA」にも協力を依頼している。
「小学校PTA」というのはつまり今日の会議に出席している班長さんたちだ。
この班長さんたちの中には「夜、子どもが独りになることがあるので巡視のお手伝いはできない」という人もいて、なら、今回はお手伝いをしないことにしよう、となり中学校PTAの地区担当者に申し入れをしたらしい。
中学校の地区担当者も「それなら仕方がない」ということで了承したようなのだが、その話が私にも中学校にも伝わっていないどころか、肝心の巡視を担当する中学校保護者にも未承認だった。

「なんか今年は小Pの班長さんら、手伝えへんらしいけど、どういうことなん!いったいどうなってんの!」
そう言い出したのは中学校の保護者。

夜間巡視の担当は中学校のPTA、つまりは各地区の中学校の保護者であり、その保護者にしてみれば小学校の保護者の手伝いがないということは、結局自分たちの負担が増えることになる。
中学校の保護者にしみてれば何の相談もなく突然「今年の巡視は小学校PTAの手伝いはない」と聞かされたことになり、苦情を言うことになる。

その矛先が私や嫁さんなのである。

嫁さんは知っていたことのようだが、PTAの行事を自分たちで勝手に「参加しない」と決め、それをどこにも報告していないことに、私は驚いた。

小学校のPTAが手伝うことについて、中学校の保護者が個々に勝手にお願いしているわけではない。
青少年の指導などは中学校が中心となって進め、それを小学校が補佐するということを、PTA会長同士の話し合いで決められたことなのだ。

それをお母さんたちだけで勝手に「今年は手伝わない」などとされては、中学校の会長から、小学校の会長である私に苦情を言われても仕方のないことになる。

まあ、中学校の会長も、地区の保護者もみんなよく知っている仲なので、実際には問題になることなどない。

けれど、いつまでも私が会長をするわけではないし、保護者にも勝手に決めてはいけないことがあるということを意識してもらいたいと思い、地区の班長会議で説明した。

少し厳しい言い方に聞こえたかもしれないが、わかってもらえたようだ。

2011年6月18日(土) 梅取り

毎年恒例の「梅取り」。
「梅狩り」じゃないのかとも思ったが「梅取り」でもいいようだ。
確かに梅の花を観賞するのではなく、梅の実を取りに行くから間違いではないような気もする。

朝8時前に自宅を出ようとすると、ポツポツと雨が。

高校の後援会メンバー二人を乗せ、いざ目的地へ。

20分早く待ち合わせの場所に到着するといつもの観光案内所が新しくなっていた。



雨は降っていないが、霧が体を湿らせる。



真っ赤な橋は観光案内所のすぐそばにある橋。

しばらくしてメンバーが揃う。

朝寝坊した先生を除いて全員が揃ったので梅の木があるところまで案内してもらう。
毎年、観光案内所で係りの人が車を先導して案内してくれるのだが、今年は今迄で一番近く、車で数分走った場所に梅の木があった。

梅の木は全部で10本ほど。
みんなで手分けをして、手の届くところの梅の実を取る。

梅の木はそれほど高いものではないが、それでも上のほうの実は背丈の倍ほどのところにあり、手では届かない。
そのため、木の棒で枝をたたいて実を叩き落とすのだが、叩いたり落ちたりしたときの衝撃で梅の実に亀裂が入る。
そうやって傷がついた梅の実は梅干にはできない。
だから、手でもぎ取った実のほうが質がいい。

小雨のぱらつく中、それでも直射日光を浴びなかっただけ、汗の量は少なく、服の汚れ具合もグシャグシャのドロドロではなく、クシャドロ程度で済んだ。

2時間もしないうちに全てをやり終え、引き上げの準備をする。
今年の梅の実は100キロ程度と、ちょっと少ないようだ。
それでも年々、梅干を作る人が減っているので、ちょうどいいかもしれない。

私も梅酒でも造ってみるかと、ほんの少し分けていただいた。

そしていつもの店で昼食を取る。



この店は豆腐料理の専門店だが、とてもおいしい。



これにまだ豆腐田楽が3本ついて1,000円。

今年初めて参加した人が「ほんまですか!?」と驚いていた。

いつも予約をしてから来るので、2階の座敷に案内され、ゆっくりできる。
ところがこの店の予約は、電話ではできず、直接訪問してお願いしなければならない。

なぜなら、観光地であるため、例え予約のためであってもこの地を訪れてほしいということらしい。
毎年、予約をしてくれている男性も、予約の帰りには温泉につかって帰るという。
確かに、電話だけなら発生しない経済効果だ。

私たちも食事を終えるとその温泉に向かった。

一汗流し、すっきりした気分で帰路に着いた。

車はドロドロになったけれど、いつも心は晴れやかになる、そんなイベントだ。

2011年6月19日(日) PTA講演会

実は当日のそのときまで不安で仕方がなかった。

PTAの講演会は毎年日曜参観のときに開催され、いろいろな講師をお招きしてさまざまなお話をお聞きする。
しかし、正直言って、有名人でもなければ人は集まらないし、実際お話をお聞きしても、面白くない内容が多い。
その講演会が今日開催された。

昨年、講演会の内容について、いろいろ考えていたところ、高校でも同じような講演会があり、そこでお招きしたのが、当時毎日放送にお勤めであった人気女性アナウンサーの八木早希さんだった。

「高校でお招きできたのであれば小学校でも可能かも」そう思い、高校の先生に相談したところ「たぶん大丈夫だろう」とのことで八木さんをご紹介いただいた。

ご紹介いただいた、といっても会社のメールアドレスをお聞きしただけであり、一度も直接にお話をしたこともなければ、お会いしたこともない。

日程の調整、講演いただく内容、当日の予定をメールで連絡しあった。
公立の小学校なので講演料なんてほとんど出せない、なんてことも話をした。
話をしながら、「本当にこのメールの向こうにいるのは八木さんだろうか」と不安になることもあった。
そしてその不安を抱えたメールの交換だけで、今日を迎えた。

既にフリーに転身されて、全国ネットのテレビなどでお見かけするアナウンサーが、小さな公立小学校まで、わざわざ講演に来ていただけるのだろうか、そんな不安が待ち合わせの時間5分前まであった。

待ち合わせの場所は通用門。
5分前になり、腕時計を見ていると、校舎のほうから先生が走ってきながら何かを話している。

「八木さん、正門のほうからお見えになりました!」

正門は校舎を挟んで向こう側にある。
どうやらタクシーで正門についてしまったようだ。

あわてて校長室へ向かうと、ちょうどスリッパに履き替えている真っ最中の女性がいた。

「うわ。本物や」

たぶん、私の顔はだらしなかったに違いない。

校長室のソファーに腰掛けた八木さんを見ながら校長室に入って挨拶をする。

対面して会話をして初めて実感した。

「ほんまに、八木さんが来てくれたんや」

そう思うと、妙に緊張してきた。
これほどの緊張はPTA会長になって初めてかもしれない。
入学式や卒業式の挨拶のほうがずっと楽だ。

最初はにぎやかだった、他の役員たちも私の緊張が伝わったのか静かになる。
とりとめもない話をして講演開始の時間を待つ。

「ではそろそろ準備をしてきますので、少ししたら来てください」
そういい残して私と役員は校長室を出た。

保護者が集まっている多目的室に入る。
80人程度いるだろうか。
椅子が足らなくて、後ろのほうではまだ椅子を運び入れている。
こんなに多くの人がいたことはない。

その部屋に入り本物の八木さんが来るぞということを伝えたくて言った一言が。

「めちゃ美人!」

ほんの少しの間をおいて八木さんがお見えになった。

ドアを開けて八木さんが校長と一緒に入ってこられると「うわぁ」と、思わず口から漏れたような声が保護者席から聞こえてくる。

八木さんを前にして、私はマイクで話をする。

私は話のうまいほうだが、プロの横でしゃべることなんてない。
緊張もしているしうまく話せないのは承知で、とりあえず、保護者に笑ってもらおうと思った。

「いやー。しかし、なんていうんですか。そのー、市内、少なくとも校区内では見かけないタイプの人ですよね。」

保護者が笑いながら頷く。

「もう、知性のオーラっていうんでしょうか、もう、そういうのが溢れてますよね」

そして前列に座ってくれた役員を見る。

「それに引き換え・・・。ねえ、なんかここらへん、そのオーラを吸い取ったる!みないな感じですよね」

みんなが笑ってくれた。

「八木さん、吸い取られますよ。危ないんでね、このへんあまり近づかないでください」
八木さんも笑ってくれた。

よし。今日の仕事終わり。
そんな気分になる。

八木さんの講演が始まる。

アナウンサーを目指したきっかけ。
それを実現するためにしたこと。
それが子どものうちからでも可能なこと。
つまりは求められる人材になるために身に着けておくこと。

「自分を知らない人に伝えるための練習として絵文字を使わずに言葉で表現する」

全くそのとおりだと感心しながら話を聞く。

話をするのがうまい人、というのはまさにこういう人だ。
もう、聞いていて飽きない。

質疑応答を含めて一時間。

念願だった八木さんの公演が終わった。

そして校長室に戻り、帰りのタクシーを待つ。

校長室前の廊下が騒がしく、出てみると、6年生がずらりと並んでいる。

担任の先生が頭を書きながら申し訳なさそうに言う。

「すみません、会長。子どもたちがどうしても八木さんに話がしたいというもので・・。
 申し訳ないんですが、ちょっと呼んでいただけませんか」

そのことを八木さんに話すと二つ返事で「いいですよ」といい、廊下に出て子どもたちに握手をしてくださった。

ちゃっかりサインを頂戴する子どももいて、とてもうれしそうだった。

保護者も子どもも喜んでくれた講演会は初めてのことだった。

その夜、八木さんを紹介していただいた先生にお礼のメールを書いた。
「まさか本当に実現するとは思いませんでした。本当にありがとうございました」

そうすると返事が返ってきた。
「○○(私)さんが八木さんの話を皆さんに聞かせたいと強く思われたからできたことです」

今日も思う。
私は幸せものだ。

2011年6月20日(月) たのもしい保護者

学校の授業参観の日などには、子どもと一緒に何かをするというイベントが企画されることもある。
この前の日曜参観の日、次女の学年はその行事が予定されていた。

イベントを企画するのは各学年の委員を担当する保護者たちで、先生と相談していろいろと段取りを決める。

ただいつも、その企画の進行役をどうするかで迷うらしい。
ゲームにしてもスポーツにしても、当日集まった保護者に企画の内容を説明して、進行しなければならない。

先生は保護者が企画したことなので保護者の手で進めてほしいと考えている。
けれども保護者たちは、参観日に集まった保護者を前にしてあれこれ説明するのは先生にお願いしたいと考えている。

次女の学年の委員は嫁さんとその友達。

企画は「親子でミニ運動会」とすんなり決まって、いざ進行役を決めるとき。

先生はどうなるのかと身構えていたようだが。

「んじゃ、最初の挨拶は私がするわ」
「なら競技の説明は私が」

と、一瞬で決まった。

誰も押し付けあわないし、遠慮もしない。
しかも十分にできる。

そして当日。

保護者や生徒が集まると普通に挨拶が始まった。
別に用意された紙を読むわけでもない。
競技の説明も同じく。
別に緊張する感じもなく、笑顔で進める。

進行中の注意や子どもたちを盛り上げるのも、難なくこなす。
下手な先生よりよっぽど上手に。

頼もしい限りだが、小学校で一緒に活躍できるのも今年で終わり。

さて来年。
新しい中学校でも私と一緒にやっているだろうか。

2011年6月21日(火) 解決策を模索中

先日購入したパソコンのセットアップをしてみたが、やっぱり無線LANに接続できない。

以前はADSLだったのだが、いろいろな関係で「光」に変更し、それに伴ってプロバイダも変更した。

そこからだ。

そのときから無線LANを使える機器はことごとく使えなくなってしまった。

本格的に調査をすれば解決することはできるのだろうが、なかなかその気にならない。

いつの間にか、無線ルータを含めて4個ほどの機械が転がっている。
これらをひとまとめにして簡単にセットアップできる機会もあるはずなのだが、それすら調べることをしていない。

けれどせっかくのWifiも使えず、次女も何とかしてほしいといっている。

ちょっと解決策を模索するか。

2011年6月22日(水) プルプルの余韻

久しぶりにリアルタイムの日記。

暑い。

部屋が暑い。
風が無い。

おまけにノートパソコンなので、右手の手首の部分がやたらと熱い。

焼酎のロックを飲みながら日記を書いているが、さっきからずっと汗が止まらない。


今日は雨が降っていたのでジムには行かないつもりで帰宅した。

が、嫁さんが掃除の真っ最中。

先日購入したイグサの敷物を取り替えるために、汗だくになってテーブルなどを動かしている。

ゆっくりできる雰囲気ではなかったので、とりあえずジムに行くことに。

今日のジムは筋肉トレーニング中心。

新しいマシンにも挑戦した。

今まで使ったことの無いような筋肉がプルプルして、数時間経過した今でも余韻が残る。

明日は久しぶりに筋肉痛か。

2011年6月23日(木) 楽しい飲み会

今日は仕事仲間と飲みに行った。
(「今日」と書いてはいるが、実際にこの日記を書いているのは27日であって「今日」ではないのだが)

小さな店で、いつ行ってもお客はあまりおらず、かといって寂れた雰囲気ではなく、店内は小奇麗で、若い女将も愛想がいい。
値段も高くはないし、料理も毎日変わるメニューにあわせて新鮮な食材が使われている。
正直、これで採算が取れているようには思えない。

その店が彼のお気に入りのようで、彼と飲みに行くときは、「○○(私)さん、どこ行きましょ?」とは聞いてくれるものの、「どこでもいいよ」と答えると、十中八九この店になる。

カウンター席が数える程度と、座敷にテーブル4卓ほどしかないその店の「そこが一番涼しいですよ」と進められた中央の卓に座る。

「とりあえずナマ中二つ」

いつもどおり、私は仕事の話はせずに、子どものことや嫁さんのことを話すのだが、彼は独身なので、その話題だけでは話も続かず、多少は仕事の話もしてみる。

あまり難しい話はせずに、多少の笑いと多少の愚痴とを肴にして酒を飲む。

どちらともなく「じゃあそろそろ」と言ったのは4時間後。

今日話した内容はそれほど覚えていないけれども、楽しかったという記憶だけが残っている。

仲間との飲み会はいつもそうだし、それだからこそ、楽しいのだろう。

2011年6月24日(金) 忙しいのか暇なのか

昨夜の日付が変わると同時に嫁さんに「誕生日おめでとう」と告げ、飲んで帰ってきたのにまた飲んだ。
軽い二日酔いではあるが、別に仕事に支障はない。
けれど、来週にならなければ仕事がない。

というわけで今日は溜まっていた用事を片付けることにした。

まずはパソコンのセットアップ。

先日から何度か無線LANの接続を試みるがうまくいかない。
アクセスポイントとの接続に失敗するのだ。

とりあえず、LANケーブルを使って接続してみる。
サクサク動く。
速度を測ってみると33Mbpsも出ている。

ついでに60日間無償のセキュリティソフトを使ってみる。
速いのはマシンスペックによるものなのか、このソフトウエアがよいのか。
とにかくストレスはない。

このままの状態で必要なソフトウエアをダウンロードする。
やはりサクサク動く。
新しいマシンは気持ちがいい。

ちょこちょこっとカスタマイズもしてみる。

1時間ほど遊んだら疲れたので、別のことをする。

そういえば、テレビを変えてからUSB-HDDに録画できるようになったので、バカスカ録画していてほとんど見ていない。
それを片っ端から見てみる。

家には誰もおらず、昼飯を適当に作り、やっぱりテレビを見る。

やがて次女が帰ってくると、新しいパソコンを見つけ、すぐに遊び始める。
あっという間にゲームの起動方法を覚えると「チェスしよ」と言う。
ルールなど教えたこともないが「覚えた」というので相手をしてやる。
初めてにしては、ちゃんとゲームができている。

さすがに頭が柔らかいなあ、などと感心していると、出かけなければならない時刻になる。

今日は地区懇談会のある日。

懇談の間中、おしゃべり好きな自治会長さんの相手をし、肝心の保護者の話はほとんど聞いていなかった。

自宅に戻ってそれを嫁さんに報告しながら、ビールを飲む。

忙しいんだか、暇なんだかよくわからない、一日が終わった。

2011年6月25日(土) カローリング大会

小学校の体育館を借りて、子ども会でカローリング大会を開催。

冷房のない体育館はとても暑くて大人は汗を拭きながらの参加なのに、子どもたちは暇さえあれば走り回っている。

大急ぎでコートを作ってから子どもたちを集め、ルールを説明する。

まあ、難しいルールを説明してもよくわからないので、説明もそこそこに、sコートに分かれてすぐに競技を始める。

最初はしり込みしていた子どもも、やり始めるとその面白さに夢中になる。
「次、俺」「あんたさっきやったやんか」「じゃあ、じゃんけん」
こんな光景があちこちで見られる。

いつもどおり、写真を撮影する余裕もなく、審判をやって終わったが、子どもだけでなく、最初は恥ずかしがっていた大人も、やがてキャーキャーと騒ぎ、みんな面白そうだった。

また時間があればやりたいけれど、もっと涼しくなってからにする。

2011年6月26日(日) 難点会場

昨日の夕方には高校の記念事業のために隣の市にある式典候補の会場を視察したが、思っていた以上に使い勝手が悪いと感じた。

まず、舞台が狭い。
それから、舞台袖に余裕がない。
そして、バックヤードへのアクセスが悪い、というかそもそも控え室がない。
さらに、荷物の搬入経路の確保が困難。
ついでに、音の響きが悪い。
なにより正直、古くて汚い。

と、言い出したらきりがないところへ持ってきて、今日、嫁さんがその会場での催し物に参加しての感想が「あそこの椅子、お尻が痛い」と。

唯一の評価ポイントは、学校から近い、ぐらい。

まあ、式典にはつき物の、吹奏楽の楽器を遠地の会場まで運ぶとなれば、輸送費もバカにならないし、生徒だって移動に疲れるだろうから、安易に会場変更は難しい。

けれど、こんなに問題があるとなあ・・。
とりあえず、担当の先生に相談してみるか。

2011年6月27日(月) おまけにトラブル

日曜日の昼下がり。
次女と一緒にテレビを見ていると、私の携帯電話に着信が。

見ると仕事先から。

「うわ。仕事先からや」

休日に仕事先から電話があるのはトラブルのときだけだ。

それを家族はみんな知っているので、小学生の次女でも、とたんにテレビのボリュームを下げ、息を潜める。

トラブルの内容は、現地で実際のマシンを見れば何とかなるかもしれないが、電話での指示ではとても対処できるようなものではなかった。

幸い、業務は正常に稼動しているとのことだったので、翌日の対応ということになった。

そして今日、朝からその障害の対応。

ただでさえ、今週は忙しくなる予定だったのに、おまけにトラブルまで。

ま、いつもそんな感じか。

2011年6月28日(火) キーマカレーはどうでしょう

秋に小学校で開催されるお祭りは年に一度のイベントで、この時期から準備を始めている。
そのお祭りには、毎年、卒業生たちの保護者にも何かブースを出してもらうことにしている。
とはいえ、こちらからお願いしてやっていただくことなので、あまり難しいものはお願いできない。

最近恒例だったのは「うどん」だった。
けれどももっと簡単なものをと思い、昨年は水で薄めるだけの「ポタージュスープ」をお願いした。

で、今年。
今までの保護者とは違う保護者にお願いした。
私の右腕だったかつての役員さんだ。

昨年は簡単なスープだったのを、この元役員なら多少手間でもうどんを引き受けてくれるだろうと思い、「うどんをお願いしたい」とメールした。

返ってきたメールは「キーマカレーはどうでしょう」。

さらに手間のかかるキーマカレーでもかまわないというのだ。

さすがすぎる。

私は大賛成だが、好き嫌いもあるだろうし、役員と相談しなければ。

2011年6月29日(水) 年間200回

昨年のスケジュールを確認していて、ふと気になった。

私は一年間に何回ぐらいPTAや子ども会の用事で外出しているのだろうか、と。

PTAや子ども会の各種会議、自治会行事の手伝いなどなど。

少ない月でも10回、多いときは20回以上、一年で194回。

それでもいくつかの行事は体調不良や仕事の都合で欠席している。

さらに花火大会や校区体育祭などの大きな行事も中止になっており、それに関する会議の数も少ない。

それを考えると年間200回以上の外出が必要になる。

単純に計算すると二日に一回の外出だが、実際には一日に複数回外出することが多く、朝から晩まで会議という日もある。

今年も昨年と同じぐらいのペースで外出している。

PTAも子ども会もなくなれば、暇で仕方なくなるかもしれない。

2011年6月30日(木) 暑すぎる日々

しかし暑い。

ここ連日はなんという暑さか。

外出はしていなかったので日中の暑さは知らないが、夕方、仕事場から帰るときの暑さは6月とは思えないものだった。

自宅に戻ってニュースによると、6月の最高気温の記録を更新したらしい。

それを聞くといっそう暑く感じる。

明日は雨も降って、この暑さも少しましになるという。

毎年毎年、暑さの記録を更新しているように感じるが、単純に温暖化だけの問題なのだろうか。

「ビールがおいしい季節」などとのんきに言っていられるのも今のうちかもしれない。

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