カリント日記

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2013年4月9日(火) 元気な春

気がつけば4月。
回りもいろいろ変わった。

長男は自宅を出て生活を始めたし、長女は自動車の運転免許を取った。
次女はギターの練習を続けており、先日の発表会では堂々と弾きこなしていた。
嫁さんは相変わらず忙しく、毎日のように動き回っていて、そしてみんなから頼りにされている。

私は立場が変わったけれども結局「長」から離れることは出来ず、市の子ども会育成組織の長を務めることとなった。
おまけに「名前だけでいいから」と、自治会の副会長も引き受けることになった。
まあ、自治会のほうは本当に名前だけのものであり、現在の副会長が前に出来て何かをしているというのも見たことがないから、それほど仕事は増えないだろう。

また、相変わらず高校の後援会では会長をしており、先日の入学式でも保護者に挨拶をした。
嬉しかったのは「こんな会長のそばで活動できれば楽しいだろう」とPTA役員を引き受けてくれた人がいたことだ。

さくらの満開は3月26日で、4月5日の嵐のような風に大半のさくらは散ってしまったし、仕事が少しばたばたしているけれども、我が家はいつもどおり元気な春だ。

2013年4月15日(月) 同じことばかり考える

「校区子ども会を脱退したい」

いつかはそんな話もくるだろうと思っていたが、やはりその言葉を耳にすると、急に夢から覚めたような気分になる。

子ども会を運営する保護者の数が少なく、このままでは単位の活動さえも危ういというのだが、人が少ないことのデメリットは、「大人数で対処しなければ出来ないようなことが出来なくなる」というところにあるべきで、「役員の当番がすぐに回ってくる」というのは本来のデメリットであってはならない。

さらにそれをデメリットと感じるのは「やりたくもない役員をやらされる」と感じているからに他ならない。

ということはつまり「誰も役員をやりたがらない」というのが退会したいことの理由なのだ。

役員をやりたがらないのはなぜなのだろうか。

確かに疲れることもあるがそれ以上に得られるものが多いと感じている。

どうやってそれを伝えていけば理解してもらえるのだろうか。

ここ数日はそんなことばかり考えている。

2013年4月16日(火) 以心伝心

「今年は来てください」

おじさんからの年賀状にはそう書いてあった。
けれど「忙しい」を理由にして不義理なことをしている。
夜、布団の中に入ってそのことを思い出し、自己嫌悪になる。

これが例えば公共の施設などで、車でふっと立ち寄ることが出来るのなら気も楽なのだが、個人宅となると、ちょっと構えてしまう。
電話をして「今度、会いに行きます」とでも言えばいいのだろうか。
そのやり取りを考えるとなんだか億劫になってしまう。

空を見上げることも忘れた私は冷たい人間なのだろうかとも思う。


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