カリント日記

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2014年9月1日(月) クーラーと雑巾

9月になりました。
なんなんでしょうか、急に、涼しくなりましたね。
つい先日まで、クーラーが手放せなかったんですけど、もう、かなり手放してますね。
自由に徘徊させている、といってもいい。
実際、時々、クーラーが散歩してるの見るし。

ところが、我が家の次女だけが、手放せないんですよね。
朝起きてくるなり、「暑い」といってクーラーをつけよるんですよ。
「暑いからクーラーつけるで」って。

クーラーの設定温度がね、我が家の場合、基本的に「27度」なんですけどね。
テレビで見たら、今日の最高気温が25度なんですよ。

最高気温の時点で、クーラー付けてもむしろ暖房やし。
っていうか、今、朝やし。

もうねえ、癖なんでしょうね。
ちめたーーい風が体にあたってないと、暑く感じる、みたいな。
そんな体になってしまってるんでしょうね。

次女が起きてくる頃、私はまだ、寝転がってまどろんでいるんですよ。
身支度する次女の横で私はまだ寝転がっていると。
で、暑がりの次女がクーラー付けるとね、ちめたーーーい風が私の体をひょえーってするんですよ。

さっぶーーーー。

寒いやんけ、と。
クーラー消せ、と。

「でも、暑いねんもん!」
「なんで暑いねん!」

って、次女見たら、長そでの服、着てけつかるんです。

「脱げ! そんなもん着てるから暑いねん!」
「だって、学校、寒いねんもん!」

どうしましょ。
学校の冷房が効きすぎてるので、長そでを着ていないと、寒いと。

OLか!
オフィスのレディーか!
ひざ掛けしていないと、冷えるんです、か!

っていうか、なんで学校がそんなに冷房効いてるねん!

俺が小学校の頃なんか、窓からの自然の風だけが、唯一の冷房手段やったぞ!
濡れた雑巾を窓の手すりにぶら下げて、雑巾を通して流れてくる風が冷たくて気持ちいい、って、くっさい雑巾に顔を近づけて、しのいでてんぞ!

まあ、昔に比べりゃ、暑くなったっていう話ですけど、いくらなんでも、そないに冷やさんでもええのに。

2014年9月2日(火) なんのこだわり?

この前、ちょっとした手続きで銀行へ行ったんですけどね。
で、手続き上、印鑑証明が必要になりまして。
事前に、印鑑証明を取得したんですよ。
市役所でね。

で、その印鑑証明を持って銀行に行きました。
でまあ、いろんな書類に名前を書くじゃないですか。
そしたら、印鑑証明の名前と同じように書いてくれ、って言うわけですよ。
銀行員のお姉さんが。

いや、印鑑証明の名前も何も、私の名前ですから。
そんなもん、言われなくても、自分の名前ぐらい書けるわけですよ。ね。

サラサラと名前書きましたよ。
生まれてこの方、何万回と書いた名前ですわ。
そしたら、「○○(私)様のお名前は、その部分が少し違うんですよ」と。

印鑑証明を指さして「ほら」ってなもんですよ。「ここが違うでしょ」ってな感じで。ね。
お姉さんは、ほらって、指さすけど、こちとら老眼でさーね。
自慢じゃないけど。
仕方なく、老眼鏡をかけてよーく見ると、名字の一部が常用漢字とちょっと違うんですよ。

常用漢字では「逆八の字」なんですが、印鑑証明の私の名字は「八の字」になっとるんですよね、これが。

こんなんねえ、わかりませんて。
老眼鏡かけて初めて分かるレベルでっせ。
ええんちゃうの。
百歩譲って、訂正印でどうよ。

「大変申し訳ございませんが、もう一度ご記入いただけますか」



ご先祖さんを恨むよね。

なんなの、あの部分のこだわり。
常用漢字使えばええやん。


ちょっと手続きして常用漢字に変更でけんかなあ。

ま、それはそれで、他にも手続きが必要になるから、面倒か…。

あーあ。

2014年9月3日(水) 説明下手と上手

もうねえ、揃いも揃って、ってこのことかなと。

あのー、一応、名前を出してないわけですよ。このブログで私の名前を。ね。
でも、見る人が見れば、わかるわけですよ。
まあ、私の名前そのものがわからなくても、なんとなーく、その背景というかね。
どういうところのどんな人か、みたいなものは。うすぼんやりと。

そうなると、あんまりここで、はっきりものを言うと、都合の悪い人っていうか、気分を害される人もいるわけで。

なので、オブラートに包んでいいますけどね。

まあ、あれですねん。
なんていうたらいいかなあ。

あのー。
例えば、ある行事の内容を説明するとしますよね。
その行事がどんなものなのかを、知ってる人が知らない人に教える、って感じですよ。

で、その説明が。

「楽しかったです」
「面白かったです」
「よかったです」

って。

いやいやいや。
何それ。
小学生の感想文か、と。
行事の内容を教える気、ないやろ、と。
行事の内容わからへんやん。
秘密の集会みたいになってもうてるやん。

でまあ、その行事を知っている私としては、もう、黙ってられへんのですよ。
その行事はよかったですからね。
もう、かなりよかったなあ、と私は思っているのに、感想文レベルで片づけられましたから。
でも、説明する立場ではないんですよね。

どうしよかなと。

ちょっと迷ったんですけど、このままじゃ、誰も得をしないなあ、と。
まあ、いろんな意味で、後から問題になるかも知れんしなあ、と。

そう思って、説明したんですよ。
嫁さん曰く「どこの誰よりも説明がうまい」この私が。

そらもう、伝わりましたねえ。
かなり伝わった。
「まるでその場にいたみたいによくわかった」と言われましたからねえ。

でもなんか、それやっちゃうと、最初に説明してた人の立場がないでしょ。
私なら、いやですもん。

で、こういうことよくあるんですよ。
私は説明するのも苦ではないし、しかも、わかりやすいと評判なんですよ。
でも、私の係りじゃないからでしゃばるのもおかしい。

しゃべってる人が、「助けてーー」って言ってくれれば、私も話しやすいんですけどねえ。

なんかサインでも決めとく?

2014年9月4日(木) 重機でハートブレイク

今、隣に、でっかい重機が来てまして。
って、まあ、重機はでかいに決まってるんですけど。

で、家を取り壊してるんですよ。
アパートを。
なんやら、新しい集合住宅作るとかなんとか。
まあ、背丈はうちとあまり変わらんらしいので、日照の問題とかはなさそうなんですけどね。

で、取り壊しの真っ最中なんですけどね。

家が揺れる。
めっさ揺れる。

今、気象庁のホームページで調べたら「震度3:部屋にいるほとんどの人が揺れを感じる」ですわ。

最初に揺れたとき、嫁さんがあわててテレビ点けた、って言うてましたもん。

でね。
私は、昔は地震なんてちっとも怖くなかったんです。
子どものころは「なんで大人は騒いでるの?」ぐらいの感覚で。

でも、結婚して子どもができてから変わりました。
特に、あの1995年の地震のとき。

もう、子どもも二人いましたから、ものすごく、怖かったんですよ。
マンションに住んでたんですけど、結構古いマンションで。
揺れましたねえ。
で、あたりは「震度4:ほとんどの人が驚く。電灯などのつりさげものは大きく揺れる。座りの悪い置物が倒れることがある」でした。
でも、うちのマンション「震度5弱:大半の人が恐怖を覚え、ものにつかまりたいと感じる。棚にある食器類や本が落ちることがある。固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある」
でしたね。

実際、怖くて嫁さんと子どもを抱えて、布団を頭からかぶり、大きな箪笥に寄りかかって納まるのを待ちましたから。
食器棚の食器はことごとく落ちて割れてたし、冷蔵庫はリビングの真ん中まで移動してたし。

それがあってからね、やっぱ、揺れに敏感になって、怖いんですよ。

で、重機の仕業、ってわかっていても、ドシン、って振動で揺れを感じると「ハッ!」っとなるんです。

これ、家にも影響が出てて、どっか傷んでるかもしれませんけど、確実に、私のハートも傷ついてますからねえ。
はよ、終わってくれへんかなあ。

2014年9月5日(金) 競技の説明

毎年、秋になると、小学校区で体育祭が開催されるんですよ。
各自治会対抗なので、結構これが盛り上がるんです。

で、幼稚園児からお年寄りまで参加しますんで、競技もいろいろあるわけです。
どちらかというと、だれでも参加できるような種目が多いので、そんなに難しくはないんです。
そんなに難しくはないんですけど、毎年、なんや「けがしてもうたー」っていう人がいて。
んで、あの競技が悪い、っていうような話にもなるわけです。
正直、歳を考えて出場しいなあ、って思うんですけど、まあ、それは言われへんので、黙ってるんですが。

そういう意見が出ると、競技を考える人たちは、あの部分をこういうふうに変更して、みたいなアイデアを出すんです。
私もその一人なんですけど。
でまあ、新しい競技ができました、と。

で、その競技について説明する会議があるんですけどね。
そこでその競技について説明する係りの人がいて。

で、説明を始めるんですが、座ったまま話をするんですよね。

えーと、運動会の新競技の説明ですわ。
で、やはり、お話が上手ではない。
そこへきて、聞いてる人は、中年から老年です、と。

正直、このメンバー相手に、あんたの言葉だけで、新しい競技の説明ができますかい、って言う話ですわ。

「えーとですね。本部前あるでしょ。そこからスタートして第二コーナーの手前と、えーと、こっちは第三コーナーの出口で、お互いにコーンを回り…」

みんなキョトーンですよ。
「第三コーナー」とか、私も今初めて聞いたぐらいやのに、そんなもん、みんなの頭の中に浮かびますかいな。

でも、その説明してた人の偉いところは、伝わらん、っと感じるや否や、私のほうを見て「ちょっと助けて」ってなったとこです。

はい、きました。
いつもの流れ。
それ正解。

私はもちろん立ち上がりまして、図も何もないので、「皆さんの座っているテーブルをトラックとします。で、私の後ろが校舎。ここが本部席です」と目に見えるもので説明するわけです。

ここから出発して、こういうふうに、ここを通って、ここでこうやって、ああやって。
実際、トラックを回るように、みんなのテーブルの周りをまわりながら説明するんです。

で、みんな、うんうんって頷いてますよ。


なんやろねー、これ。
そのー、トラックを口で説明して伝わるって思っていたのか、それしか方法がないと思っていたのか。
こういう説明方法、今まで見たことないのかなあー。

あ。
もしかして、私の出番を作ってくれた?

2014年9月6日(土) 吸い殻拾い

小学生だったか、もっと前だったか、何しろ小さいころには、家の前をほうきで掃除したり、水を撒いたり、したんですよ。
でも、大人になってからは、さっぱりですね。

そんな私が、清掃活動に参加してきました。

朝、駅前に集合しまして、で、説明を受けまして。
軍手と、ゴミばさみと、ビニール袋を受け取りまして。

まあ、20人ぐらいですかねー、1グループが。
で、グループごとにコースがあって、ゴミを拾いながらそのコースを歩くんです。

ゴミって言えば、私らが小さいころは、空き缶とか、平気で転がってましたよね。
だからこそ、公園に行ったら、すぐに缶けりができたわけで。
今は、空き缶、転がってないですねー。
マナーが向上したんですかねー。
だったらいいんですけど。

その割に、相変わらず多いのは、たばこの吸い殻ですわ。

あのーなんでしょうかねえ。
なんか、土にかえる、とでも思ってるんですかねぇ、捨ててる人は。

まあ、あの、たばこの部分ありますやん、あの、葉っぱのところ。
フィルターじゃないところ。
あれはね、確かに、ゴミ拾いしてても、見当たらないんですよ。
土にかえったのかどうかは知りませんけど。

でも、フィルター。
あれは、もう、確実に残ってますからね。

っていうかね。
そもそも、土の部分がないでしょ。
みーんな、アスファルトじゃないですか。
そんなとこに、捨ててもね、分解も何もされないんですよ。

で、結局、道の端っこで、ベチャーってへばりついてるんですよ。
フィルターが。

そんなフィルター拾って歩くこと1時間ですよ。
20人ぐらいで歩きましたけど、みんな、両手に山盛りになるぐらいのフィルター拾ってましたね。

フィルターだけで山盛りて。
こういうのあるから、喫煙者=マナーが悪い人ってイメージができてしまうのかも。

知り合いがポイ捨てするところだけは見たくないですね。

2014年9月7日(日) 体重計とメジャー

最近ねー、晩御飯を食べないんですよー。
おかずもほんの少し、つまむ程度。

まあ、その分飲んでますけど。

ダイエットだ!って思ってやっているわけではないですけど、まあ、夕食を抜いても、耐えられないわけでもないし、それなら食わなくてもいいかなあ、と。

その代り、朝はおなかすきますね、やっぱり。
そのせいか、朝食がおいしくなりました。

お昼は相変わらず、定食のようなバランスの良いものが多いですね。
で、ご飯は少なめに。

でね。
体重はどう変化するのか、と。
それをちょっと調べようと思って、ひっさしぶりに体重計に乗ろうかと。

いや、避けていたわけではないですけど、体重計に乗って体重が思っていたより多くなってたりしたら、ちょっと悲しいじゃないですか。
体も不健全なのに、心まで不健康になってしまうでしょ。
だから、まあ、自分の心のために、体重計は避けていたんですよ。

で、脱衣所の隅に隠してあった体重計を引っ張り出しまして、そっと乗ったんですよ。
そっと乗ったところで、体重は変わらんのですけど。

70ぐらいかなあ、80に近かったらへこむなー、もしかして60代に戻ってるかなー、なんて、そんなこと考えながら。
で、まあ、見ますよ。数字を。

はい、出ました「0kg」。

ね、大方の予想通…え?何?

「0kg」?

どいうこと?

私もしかして、乗り損ねた?
こんなに乗りやすい体重計に、乗り損ねた?
朝の電車じゃあるまいし。

もしかして、浮いてる?
私、浮いちゃってる?
最近、調子こいてるから浮き足立っちゃって、ついに浮いた感じ?

驚いて降りましたね。

うん。何かの間違い。

あ、そうか。
久しぶりのことで、体重計も忘れてたのかもしれない。感覚を。

よし、今度はちゃんとわかるように、少し強めの感じで乗ることにしよう。

で、もう一回乗りました。

「0kg」

うん。壊れてるね。

つーか、壊れてやがる!
体重計が!
お前、そこそこええやつやぞ!
なんや、体脂肪とかも量れるやつで、ほら、びよーんて取っ手みたいなのが伸びて、より正確に測れます、みたいなやつやろ!!
高かってんぞ!

しかもこっちは、満を持して乗ったのに!

もう、ええ!
もう、量らん!

よし。
メジャーで腹回りだけ測ろ。



って、メジャーないやんけ!

というわけで、もう少し痩せてから、報告します。

2014年9月8日(月) 老いる

老いる、ってこういうことなんでしょうかねー。
いや、最近、って言うても、もう数年前からなんですけど、自治会の人、って言うか、いろいろとご活躍されている地域のお年寄りとお話をする機会が増えたわけじゃないですか、私。
この日記でも散々書いてますけど。

で、やっぱね、すごいギャップを感じることもあるんですよ。
ギャップって言うのかなー、まあ、「え?なんで?」って思うようなこと、ね。

まあ、今回もおなじみの会議が始まりまして。

「ほんじゃまあ、最初は盆踊りの収支報告でございます」
って、会長さんが話をするわけですよ。

みんなは静かにそれを聞いているわけです。

「というわけで、今年はこんな状況になっておるわけですが、これ、今年はもう、中止みたいなもんやから、この報告書は、回覧せんでもよろしいな?」

収支報告書を自治会員に回覧板で回さなくてもいいでしょ、って言っているわけです。
でも、これ、数年前に、「盆踊りの収支報告はないのか」って自治会にクレームがあったんですよ。
それからは毎年、収支報告の回覧はしてるんですけど、なんで急に、こんな発想になるのかわからん。
中止みたいやから?
いや、実際お金使ったやん。収支があったわけやん。
結局、私の「回覧するべき」という主張が認められたんですけど。

そういう発想になるなんて。
これは「老い」なの?

で、同じ会議で「次に、体育祭の件についてお話しとうございます」と再び会長。
みんなの手元にある、縦と横のマス目とその中の記述が適当な、明らかに会長が作って、誰かがパソコンで入力したような資料見て説明を始めるんですけど。
数分前、その資料を私に見せたとき、「この資料がほしいって言うてたんやわ」、と会長がのたまうんですよ。

意味が分からないので「え?」ですよ。
そしたら「いや、今年のんがないから、前のやつの、日付だけ書き換えとるんやけど、これの今年のやつがほしいんよ」と言うんですよ。
今年のやつも何も、その資料は明らかに私が作ったものじゃないんですよ。
気持ち悪いぐらい、めちゃくちゃな書き方ですから。
だから、私が準備できるはずもない。

なので、「いや、その資料は持ってないですよ」というと、自治会長の返事にびっくりしました。

「いや、これは前のやつやから、今年のやつがほしいんよ」

会話になってないんですけど。
これは「老い」なの?
もう、ちょっとねー。恐怖を感じましたね。正直。

更にあります。

「で、みなさんのお手元にはまだ用意できてないんでけど、ここにございます、これがプログラムでございます」
そういって、体育祭のプログラムを見せるんです。

内容はよく知ってます。
何しろ私が作ったものですから。

で、続けていうんです。
「これを今学校で印刷してもらうようにしとるんですが、その原紙のできるのがいっつも遅いんです」。

あ、いやいやいや、おっさん。何言うてんねん。
それ作ってんの俺や。
っていうか、お前らが決めるの遅いから俺の資料作成が終了してないんやろ。
それを、少しでも早く完成させようと思ったから、この前、お前らがやってた会議に、関係のないおれがわざわざ出向いて、その場で資料完成させたんや。
しかも、完成したらすぐに学校にメールで送ってるし。
おそらく、校区体育祭史上最も早い、プログラム作成やぞ。
しかも、なにがびっくりって、その一部始終をお前は見てたし、俺も説明したやろ。
「私はこの会議に出席する必要はないんですけど、わざわざパソコン持ってここに来たのはこの資料を早く修正して学校に渡すためです」って、わかりやすいように、ちょっと嫌味こめて言うたやろ。
それ忘れてんのか?
おっさん、みんなの前で「彼が頑張って作ってくれました」ぐらい言うてもらっても罰は当たらんのに、言うに事欠いて「遅い」って。

これは「老い」なの?

ほんまねえ。
最近の夫婦の会話の中でも「老いる」ことの話をするんですけど、最後は「こうならんとこ」ってなるんですよね。

でも、老いると、こうなってしまうのかなあ。
あー怖い。

2014年9月9日(火) 不法駐輪

放置自転車がねえ、すごいんですよ。
自宅前の道路に。

もともと、駅周辺の放置自転車がひどくて。
よく問題になってたんですよ。
で、定期的に撤去作業とかもされてたんですが、いわゆる、いたちごっこで。
一時的には自転車もなくなるけど、また元通り、みたいな。

有料の自転車置き場はあるんですよ。
でも、やっぱ有料だから、使いたくないんでしょうね。

で、駅前に自転車を放置させないように、警備員さんを配置したんですね。
朝から夕方ぐらいまで。
まあ、警備員がいない時間になるとまた自転車が放置されるんですが、それでも、通勤時間帯に見張っているので、かなり台数は少なくなったんですよ。

で、その駅前におけなくなったもんだから、私の家の前においていくんですよ。

おんなじ自転車ばかりじゃなくて、毎日変わるんですよねー。

黒、赤、茶色、水色、紫、オレンジ。
まあ、華やか、なんて言うてる場合とちゃうんですけど。

でね、お隣さんもやっぱり困っていて。

で、市役所に行って「迷惑駐車」とかの札を大量にもらってきて、うちと一緒に、せっせと自転車に貼るんですけど。
これねー。
面倒くさいのよ。
同じ人じゃないから。

で、中には、信じられないやつもいて。

私の家の自転車置き場に自転車止めるやつがいてるんですよ。
この前もオレンジ色の自転車が置いてあったんですけどね。

実は、子どもの友達とかが、時々、止めさせてください、っていう時があるんです。
子どもとカラオケに行くので、とかね。

で、てっきりそれだと思ってたんですよ。

でまあ、夫婦でちょっと出かけようかと思って、家を出たときですよ。
ちょうどそのオレンジ色の自転車の持ち主が現れて。

顔を見たらおっさんですよ。
いや、顔を見るまでもなく、風体がおっさんなんですけど。

「どちらさんですか?」って言うたったんですよ。
お前は何を断りもなく、人の家の自転車置き場に、自転車止めてるねん、と。
なんやったら、不法侵入やぞ、と。
そういう、怒りを込めた感じの口調と顔で「どちらさんですか?」ですよ。

そしたら「○○です」って、普通に名乗りやがんの。

「人の家に、勝手にとめていいと思ってるんですか?迷惑なのがわからないですか?」
「すみません…」

もうねえ、神経を疑うよね。
ええ大人が。
そんなこともわからんのか、と。
いや、わかっていながら、抑止できず「まあええか」で止めてるんやろうけど。
情けないわ、ほんま。

2014年9月10日(水) 行き当たりばったり娘

なんか、インターンシップって言うんですか、学生の職業体験みたいな制度。
でまあ、準備から何からと、今まで長女は大忙しだったらしく、本人曰く「まだ、夏休み取ってない」と。
もう、そこそこ9月なんですけどね。まだらしい。

で、ついに暇が来た、というんですね。
で、明日からちょっと出かけてくる、と。

なんや、友達とどっかいってくるんか、って聞いたら、「一人で」というんですよ。
どこへ行くんやと聞いたら、「うーん。串本」って。

串本!
本州最南端!
ひたすら紀伊半島に沿って走るしか行きようのない場所ですよ。
目的地までの時間で言うたら、なんや、東京より遠いんちゃうか、ってぐらいですよ。
そこへ女の子一人で。

いや、まあ、これまでも長女は、ちょっと出かけてくる、っていうて、帰ってきたときに、どこ行ってきた?ってきいたら「四国」って言うてましたから、近畿一円ぐらいなら「ちょっと出かける」範囲なんですよ。彼女にとっては。
まあ、びっくりですわ。

んで、今日、私が帰宅すると、長女は出かけておりまして。
嫁さんに「どこへ行くって言ってた?」って聞くと、「四国」って。

四国、そんなに好きか?
いや、うどんうまいけど。

「なんや、四万十川いくとか」

四万十川!
高知県!!
げに、まっことですか!

いや、賢い子ですから、私らが心配するようなことは何もないんですけど、やっぱ、鼻も恥じらう、男前ですよ。
一応電話するじゃないですか。

「はい、もしもし」と元気そうな声ですわ。
そら元気でしょ。

「今、どこらへんにいてんの?」
いや、四国、って聞いてますけど、ほら、広いじゃないですか。四国って言うても。
だから、具体的にはどのあたりなんかな、と。
橋わたって、香川県でうどんでも食うて、そろそろ帰ろうかなあ、って感じかもしれないじゃないですか。
で、どこらへん?って聞いたんですよ。

「うーん、今、広島」

えーと。
広島って四国になったんでしたっけ?
広島、って今日はもう、帰って来ない感じですね。

もちろん、宿の予約なんかしてないみたいで。

ま、ま、いいですけど。

それにしても、なんていうの、このアクティブな感じ?
躍動感?行動力?
えーと。
行き当たりばったり主義?

とりあえず、気を付けて楽しんでほしいもんです。

2014年9月11日(木) 時計の修理

腕時計の電池が切れまして。
んで、電池交換をしてもらうために、百貨店へ行きました。

単純に電池交換するだけなら、近所の時計屋でもしてくれるんですが、200メートル防水のやつでして。
メーカーに預けて、きっちりやってもらわないと、生活防水程度になる、と。
ま、近所の時計屋さんが言うんですから間違いないんですけど。

200メートルも潜るんかー、言うたら、そら、1ミリも潜らないんですけど。
何しろ、泳げないし。

んで、この時計は嫁さんとペアなんですが、嫁さんは、そんなもん潜らへんから、ええわ、と近所で交換したんです。
いかにも嫁さんらしい。

でも、長女がダイビングするらしくって。
「ほな、お母さんの時計貸したるわ、あ、私の時計、生活防水やわ、あかん、これも一緒に持って行って」と。
というわけで、嫁さんの時計も同じく、百貨店へ持っていきまして、防水をしてもらうことになりました。

さらに、私の時計、ベゼルが壊れておりまして。
もう、右にも左にも自由自在に回転しよるんです。

これ、酸素の残量を示すための大切なものなので、簡単に回転するものではないんです。
少し力を入れると、カチカチと小気味よく、一方向にだけ回転するもんなんです。本来は。

けど、私のは、そこらへんが、おかしくなってますからね。
指ではじくだけで、シャーって気持ちええぐらい回転します。
何周してるかわからんぐらいに、右にシャー、左にもシャー、って。

なので、ついでにこのベゼルも修理してもらおうと。
いや、実際に使う機会はないんですが、それでも、こないに回るのはやっぱみっともないし。

で、百貨店の時計売り場へ。

華やかですねー、時計売り場は。
なんやもう、キラキラしてる。
ガラスケースに入ってると、高級に見えるし。って実際、高級なんやけど。
おお、これ、ええなあ、すごいなあ、なんて思いながら見てるわけです。
時計とか車とかシンセサイザーとか、カタログやら並んでいるのやら、そういうの、見てるだけで楽しい。

で、まあ、そんな売り場の、中央に修理コーナーがあって。中央やのに、コーナーでええんかな、なんて思いつつ。
そこへ行くと、カウンター越しに、店員さんが、いまして。
いらっしゃいませ、と、お辞儀をするわけです。
こっちもなんや、若干背筋伸ばし気味にして、これなんですけど、って感じで時計をテーブルの上に置くわけです。
そうすると、早速、私の時計のベゼルを触りながら、あーなるほど、みたいな感じで、頷いてるんです。

「両方の電池交換と、こっちのベゼルの修理をお願いしたいんですけど」と。

で、まあ、メーカー会員かどうかで価格が異なるという説明を受けまして。
実際に価格表を見せてもらったんですが、会員のほうが20%ぐらい安いんです。

で、この時計はどちらでお買い上げか、と聞くんですね。
なんでそんなこと聞くんやろうと思いながら、百貨店で買いました、というと、じゃあ、シリアル番号で会員登録できます、って言うんです。
なるほど、偽物とかなら、登録できないってことなんでしょうね。
で、時計の裏にある番号をWebサイトで登録して、会員になりまして。

で、会員価格で電池交換とベゼル修理してもらえることになったんですが。
これが、高い。

えーと、普通に国産のいい時計が買えます。

しかも、2週間ぐらい、かかる。
近所の時計屋なら、すぐその場で電池交換して、はいどうぞ、って感じやったのに。
ま、以前にも電池交換したから、それぐらいかかるのは知ってたんですけど。

せやけど、高い。

10年ぐらいたつから、オーバーホール進められるかも知れんけど、それはちょっと断ろ。

2014年9月12日(金) 書くことに困る

まあ、一応、ほぼ毎日のように、日記を書いているわけですけれども。
何が困るってねえ、やっぱ、テーマっちゅうか、題材ちゅうか、何について書くか、なんですよねー。

いや、毎日のように面白い出来事があって、その出来事を家族に話して同じように笑って、という楽しい生活はしているんですが、そこはそれ、日記にできるものとそうでないものがあるわけで。
かといってね、時事的な話は、過去の日記を見ても、あんまり面白くないし。

で、なんですかねー。
最近で言えば、スーパームーンって言うのがありましたねー。
って、これもねー、私、知らなかったんですよ。
娘に言われてね、「今夜はスーパームーンやで」みたいな感じで。
んで、「あーそうかー」いうて終わってしまいましたから。
もう、日記にも何も書けやしないんですよね。

他にも、飲み会がありまして、昨日と今日と。
一つは仕事のお付き合い、もう一つはPTA関係、と、まあ、それぞれに面白い飲み会でいつものように大いに笑い、大いに笑わせたんですけど、それを書いてもねえ。
一応酔っぱらってるから面白い、っていうのもあって、その場の雰囲気も伝えられないような文章力では、その面白かったところの断面だけ書いても、ちっともその面白さは伝わらないわけで。

で、まあ、こんなことを書きながら、なんかないかなあーと考えているんですけれども。


ないんですよねー。
書きたくなるようなことが。

三連休にこんなことするぞー、みたいな目標でもあれば、その意気込みでも書けるんですけど。

今言えることは、たぶん10リットルは飲むやろな、ぐらいですかねえ。

2014年9月13日(土) リレー選手を探して

来月には校区の体育祭が開催されるんですが、校区体育祭と言えば、どこの校区も苦労しているのが、出場者選びですね。
私なんかは、運動は得意なほうなんで、ホイホイ出場するんですけど、まあ、普通はなかなか人が集まらない、と。

それでも、うちの地区は、ここ10年ぐらい、嫁さんとその友達が中心になって、なんとか小学校の保護者をたくさん出場させるために奔走してきたもんですから、今ではなんやもう、保護者のほうが習慣みたいになってて、それほど苦労せずに、出場してもらえるんですけど。
それでもやっぱりね、得点競技とか、リレーとか、そういう、ちょっと責任を感じてまう系の競技は、遠慮されるんですね。

その最たるものが、校区体育祭の花形種目にして、最も盛り上がる最後の競技、「地区対抗リレー」なんですよね。

年代別にバトンをつなぐんですが、30歳以上の出場者が、もう、ほんまに見つからない。
で、仕方がないので、数年前から男女混合に変えたんですよ。
もともと男子2名、女子2名だった年代を男女1名ずつ、にして。
そうしないと、うちの地区はまだしも、他の地区が大変なことになってて。

あまりにその年代の選手が見つからないから、いや、その年代の人は全力疾走したらあかんのじゃないの?って感じの人まで引っ張り出されてましたね。
まだ続いてたら、確実に救急車を手配することになってましたから。
来年から競技中止になってましたからね。

で、このリレー、うちの家族は総出だったんですよ。
でも、寄る年波には勝てないじゃないですか。
なので40代の走者として、10年近く活躍してきた私と嫁さんは、引退したんですよ。

で、昨年なんかは、男女とも後継者の名にふさわしい人が出てきて。
ええ人みつかったなーって周りからも言われて。
こりゃもう、安泰安泰、ってなもんですよ。
あと数年は、あの人でいけるよねー、みたいな。ね。

ところが、昨年、走ってもらった男子40代、リレーは嫌だ、と。
他の種目なら出てもらえるらしいんですけど、やっぱリレーは荷が重い見たいです。

どうしましょうか、とメンバー選びの人から相談があるわけですね。

そうなるとこれ、もう、他にいないじゃないですか。

私しか。

だからまあ、私が「そこ、誰もいてなかったら、ボクの名前で」ってメンバー選びの人に言うわけですよ。

でもたぶん、もう別の人を探さないですよね。
確実に、私の名前がエントリーされるんですよね。

何が心配ってね、全力疾走できる気がしないんですよね、今。
5メートルが限界かなあ。

やっぱ、代わりの人、探してみようかなあ。

2014年9月14日(日) 秋を実感

今日は午前中に用事があって、外にいたんですけどね。

まあ、秋ですね、秋。

いや、日差しが強くて、日焼けもしたけど、秋ですわ、これは。

まずね、風が気持ちいい。
ぬるい感じはないし、まとわりつく感じもない。
サラーっとした感じの、さわやかな風ですね。

それからね、空。
青い、高い、そして青い。
青いって2回言ってしまうほど青い。

夏の海の上に、真っ白な入道雲と一緒に見える空も青いんですけど、なんか違う。
なんやろか。

夏は、青い空を見てる時に、同時にジリジリと肌を焼かれている感じがしますね。
でも、秋はそこまで行かない。
純粋に、青い空、っていうのを楽しみながら眺めていられる、そんな青さ。

それから気温。
昨夜は長そでで寝たからね。
それでも暑くなかったし。
さすがに昼間の太陽の下では暑いけど、日陰に入ってじっとしているなら長そででもええかと思う。


出かけた先で、用事を済ませると、近くで朝市をやっていて、知り合いが「ぜひ」というので、ちゃんこ鍋をいただきました。

おいしかったけど、さすがに暑い。


でも、秋は短いじゃないですか。
まだまだ残暑、なんて言ってても、気が付けば冬になってるし。

「秋」を感じることのできた、貴重な一日でした。

2014年9月15日(月) フルコースの始まりは

休みの日と言うと、朝からビールを飲むんですけど、これに合う朝食は、もう、絶対にピザトーストなんですよ。

平日の朝食のトーストは、あんまり焼かないでふんわり感を残して、上に卵焼きをトッピングして塩コショウで食べるんですよ。
これはコーヒーに合う。

ま、ま、このトーストでビールって言うのも、あり、っちゃーあり、なんですよ。
お茶漬けとか、卵かけご飯とか、アジの開きとか、そんなん、全然、ビールには無しですけど。

でもやっぱ、ピザトースト一番。
いや、もう、ピザトースト風でもいい。

まず、トーストの上に、ハムとか、キャベツとか、をそろーっと載せますね。
そしてその上に、とろけるチーズを振りかけます。
このチーズは多めのほうがおいしい。
で、味付けはピザソース。
これを、6分ぐらい焼きます。
しっかり焦げ目がついて、パンが少し硬くなるぐらいがいい。

このトーストは、もう、はっきり言って、最上級ピザトースト。

けれど、ほとんどの場合は、具材がないです。
休日の朝からわざわざ買い物に行って、具材をそろえるのはちょっと違う。
休日のダラダラ気分の中で作るからこそ、ビールがおいしい。

そうなるともう、完全な「風(ふう)」です。ピザトースト風。

まず、トーストの上に、マヨネーズとケチャップを塗ります。
これを、6分ぐらい焼きます。

以上。出来上がり。

早い、簡単、安い。

もうねえ、このジャンクフード感が、休日朝のビールのお供に最高なわけですよ。

これをバホバホと食いながら、休日朝のテレビを見つつ、ゲームをしたり、パソコンしたりする、と。

確実に、ビール2本目に手が出ますからね。
それで休日の午前中を謳歌できますから。

ただねえ、この流れで行くと、昼前にはチャーハン、夕方激辛ラーメン、の炭水化物のフルコースが待っているんですよね。
しかもその間ずっとビールですから。

もう、晩飯抜き、とかでは追いつかないぐらいに、カロリー取ってますから。

よし。
ピザトーストのもととなる食パンを置かないようにしよう。
そうすればわざわざ買いに行かないから、ピザトーストを作ることもないでしょ。

って、そうなると、朝からチャーハンでもいけてまうやろなぁ。

2014年9月16日(火) 己と戦う

体育祭でリレーを走ることになったわけですが、これやっぱね、走るとなると、負けたくない、抜かれたくない、って言う気持ちが出てくるわけですよ。
健全な男子の精神なので、これはしょうがない。
私の場合、私はいいからどうぞお先に、なんて言えるようになるまで、まだ50年ぐらいかかりそうなわけで。

でも、正直、今のこの体力と体で、抜かれない自信がない。
いや、いまだかつて、このリレーで抜かれたことはないんですよ。
って、もともと接戦になったことがなくて、勝つときも負けるときも、前後のランナーとの距離はトラック半周ぐらいあるんで、抜かれるわけがないんですけどね。

でも、今回は下手をすると、抜かれるかも知れない。
それぐらいの危機的な状況なんですよ。

えーと、競走で負けるって言うのは、なんですか、もう、30年近く味わっていないわけで。
高校生ぐらいまでね、それほど速くはなかった。
むしろ遅かったかもしれない。
ところが、大学、社会人になるにつれて、コツを掴んだというんでしょうかねえ、なんだか速く走れるようになりまして。
まあ、単に、周りが遅くなっていっただけ、っていうことかも知れないですが。

そんな状況のまま、引退したんですよね。
二年前だったか。

まあ、もう、年も年だし。
全盛期の走りはできなくなった、体力の限界を感じ、引退します、ってな感じで。

その時、完全に、マイク置きましたもん。
みんなありがとう。
今までのことは忘れない。
幸せになります。
って、完全に、舞台中央に置きましたもん。

なのに、走ることになった、と。

たるんだウエスト。
細くなった太もも。
増えた体重。
突きつけられた現実。

これで舞台上がって大丈夫?
ほんと?
ブーイングとかない?
みかんの皮とか飛んでこない?
幕が開いたら、客が3人てことはない?

そんな心境ですよ、今。

もう、自分との闘いを放棄してきた罰ですね、これは。
もっと己と闘わないと。
肉体と精神を鍛えるために、真っ向から闘わないといけない。
というわけで、昨夜はとりあえず、30分のランニング。

結果、今、筋肉痛と闘っています。

2014年9月17日(水) 発見!ランニングコース

ランニングなんてほとんどしなかったので、走る、って言うても、どこをどう走っていいのかわからないわけですよ。ほんまの話が。

でまあ、なんですか、空気がきれいなところ、せめて、車が走っていないところを走ろう、と。
そう思ったんですけどね。
よう考えたら、普段、車で移動してるから、車の走ってないところ、ちゅうのをほとんど使ったことがないんですよ。

かというてね、普段歩く範囲とかって、これはもう、ズバリ町内なわけですよ。
それはそれで、ほら、「あ、走ってはる」って見られるのも、なんかねえ。

なので、なんとなーく、こっちかなーって感じで、近所にある学校の方向へ走って行きました。
まあ、学校までは駅からの通学路があるんでね、以前にもちょっとだけ走ったことがあるし、そこやったら大丈夫やろう、と。
で、案の定、車は全くと言っていいほど走ってませんでした。

走ってると、時折、私と同じようにジョギングしている人とすれ違うんですね。
服装をバッチリ決めた男性、楽しそうに二人で話をしながら歩いている老年の女性、本気で走っている学生、犬を散歩させているおじいさん。

ええ感じやなー、ランニングしてる感じするやん、なんて思いながら、走るわけですよ。

で、学校の外側を道に沿って走ってると、まあ、過去のランニングではここを曲がって、ぐるっと学校を周回して、みたいな、コースに来たわけです。
でも、今日はちょっと違うぞ、と。
ここで、曲がって周回する、なんてことはしないぞ、と。

未知の領域へ行くんだ、と、なんかそういう気持ちになりまして。
そのいつも曲がる道を曲がらなかったわけです。

私の頭の中にある記憶では、今、走ってるこの道は、川に沿って走っている道なんですよ。
確かに微妙に左右にカーブしてます。

川沿いなら、車も走ってない、こりゃええわ、このまま走ったろ、そう思いながら軽快に走るんですよ。
右手に川を感じながら、道に沿って走っていきました。
心なしか、右方向からくる川面を吹き渡る風も心地いわけですよ。

知らない町並み、知らない場所、知らない道。
ああ、ええランニングコース発見したやん、てなもんですよ。
こんなところにあったんやー、ってね。
ええ感じやなーって。

で、しばらく走ってると、なんや、右手のね、川のほうからね。


バスが、ガーって。


バスですよ、あの、路線バスが。

ガーって。

いや、私、完全に右側は川やと思ってたんですけど、とっくに川じゃなくなってて。
普通に、民家があって、その向こう側が、バス通りみたいで。

目の前に十字路があって、その右手からバスが出てきたんですよ。ガーって。
しかも、そのバスが、私の前で右折して、私の前を走って行きよるんですよ。ガーって。

思いっきり排ガス吸い込みましたわ。


しばらく走ると、そらもう、見慣れた車道ですわ。
何が、知らない町並み、知らない場所、知らない道や、と。
先週も車で走ったわ、と。
ただ暗くて気がつかんかっただけや、と。

なんやもう、筋肉痛も痛くなってくるし。

散々やった、ちゅう話です。

2014年9月18日(木) セクハラ

正直言いますと、時事ネタは、あんまり扱いたくないんですけどね、これはちょっと話がしたい。

どっかの男性の議員さんが、また「セクハラ」的な発言をしたとか。

「私もプライベートなら『まだ結婚しないのか』と聞くことはある」みたいな、ね。

うーん。

もともと、というか、私が最初に「セクハラ」って聞いた事例って、「上司が部下のお尻を触る」てな感じのめっちゃ古典的なものだったんですよ。
「無理やりお酌させる」とかね。
職場の上司が自分の立場を利用して業務に関係のないことまで女性社員に無理やりやらせる、それがセクハラ、そんな感じでした。
で、いつの間にか、例えば「仕事の机に水着の写真を貼る」とかね、そんなものもセクハラだと。
まあ、確かに、女の人が見て気分がいいもんではないでしょうから、これもわかります。
今はなんですか、単に「性的嫌がらせ」がセクハラらしいですね。

でもね。
今回の場合、プライベートでしょ。仕事じゃないところですよ。
それで、見ず知らずの女性に聞くわけじゃなし、また、それを衆人環視の中で聞くわけでもないでしょ。
そらね、「結婚しないのか」って言われた女性は「失礼ね」って思うかもしれないし、周りの人もその男性に対して「空気読めよ」って思うかもしれない。
結果的に、聞いた男性は嫌われ者になるかもしれない。
けど、それはその男性個人の問題であって、別にマスコミや視聴者からとやかく言われる筋合いの話ではないように思うんですけどねえ。

でね、テレビの女性コメンテーターが言うんですよ。
「セクハラは『した』側の考えではなく、『された』側がどう思うかで決まる」なんて。

でも実は、それが問題なんですよね。

例えば、会社で「きれいになったね」と男性社員が女性社員に言った場合。
これ、イケメン上司がいうと「ええー。そんなことないですよー。○○課長ったらー。もう。ありがとうございます」みたいに反応したりして。
でも、嫌われ者上司がいうと「はあ? ××課長、それ、セクハラですよ。犯罪ですよ」。

言われた側の主観やからね、当然こういうこともあるわけですよ。
同じことを言っているのにこの扱いの差。

で、思うんですけど、この女性社員のセリフ、これ、セクハラじゃないんですか?

だってね、例えばですよ、二人の女性社員が、同じことをしたとしますよね。
で、一人の社員はめっちゃ美人で、もう一人のほうはめっちゅ普通やとしますやん。
そのとき、男性社員がめっちゃ美人のほうばっかり褒めたら、めっちゃ普通は気分悪いでしょ。
それがセクハラなわけですやん。

それやったらね、この「きれいになったね」って言った男性上司も、イケメンのほうはお礼まで言われて、嫌われているほうは「犯罪者」呼ばわりされてるわけで、これ、れっきとしたセクハラじゃないんですか。
女子だって、男子を区別してるわけでしょ。

「まだ結婚しないの?」って、イケメン俳優が言ったとしたらこれ、そんなに問題にされますかね。

結局、セクハラだ!って叫んでる女子の気持ちの中で、男子に対するセクハラは起きているんじゃないですか、ってことを言いたいわけですよ。

まあ、今回は議員と言う立場で、しかもカメラが回っている前で、うかつな言葉を言ってしまったのがミスだったとは思うんですけど、あれをほんまにセクハラって思ってる女性がいるなら、その人に聞いてみたいですね。

あなたは今まで、プライベートでも「男のくせに」って言ったことないですか?って。

2014年9月19日(金) マージャンの不思議

久しぶりに家族マージャンをしたんですけどね、なんで、こいつら相手に、楽勝でけへんのか、不思議でしゃあないんですよ。

まず、親決めますね。
親がサイコロ振りますね。
で、例えば「8」が出ますやん。

その時点で止まりますねん。
もう、親が、どの山から取って行けばいいのかかわからんのですよ。
そっからですよ。

で、ここやで、と言って教えて、親の左側の人の山、右端から数えて「8」個のところで切れ目入れますやん。
で、切れ目入れたところの、左側から取って行くんですけど、いきなり切れ目の右側を取り始めるんですよ。

「そこはドラめくるとこ!」ですよ。

で、なんですか、マージャンってテンポが大事じゃないですか。
流れを止めずにサクサク進めるって言うのが重要なポイントでしょ。

ポンするときもそうですよね。
ま、みんな当然、ポンぐらいしますよ。

私がポンするときは、ポン、と言った後の次の動作は「不要な牌を捨てる」ですよ。
こうして次の人が速やかに進められるようにするわけですね。

ところが私以外、っていうか主に嫁さんなんですが、ポン、腕組み、ポンした牌を持ってくる、腕組み、うーん、捨てる。

遅いねん!
捨てるまでが遅いねん!

先にこれをポンしたらこれを捨てようという計画を立ててからポンせんかい、と。
それとも何か、キミは、行き当たりばったりでポンしてんのかい!

なんでこいつに勝てへんねん!

で、長女と次女、ポンしないです。

なぜなら、ポンしてできる役を知らない、からです。

なんで、こいつらに勝てへんねん!

不思議でしゃあないわ。

2014年9月20日(土) そんなわけはないっていう人

懇親会があったんで、久しぶりにビールを飲みまして。
久しぶりって言ってもまだ一週間も空いてないんですけど。

「カンパーイ!」言うて、最初に飲む、あのビールは、ほんまにうまいですね。
で、やっぱ、ビールはね、一杯じゃ物足りないわけで、お替りもしますよ。
私の場合、最低、生中4杯ぐらいは行きますね。
それからまあ、次のお酒を飲んだり、まだ付き合いでビールを飲んだり、ですわ。

で、この、ビールなんですけど、1リットルとまで行かなくても、ゴクゴク飲めますやん。
同じ液体でも、「水」となると1リットル飲むのはなかなかしんどい。
ゴクゴクゴクーーーと結構飲んだつもりでも、普通のペットボトル半分も飲めてない。
で、これは、吸収する度合いと言うか部位と言うか、そういうものが違ってて、ビールは水に比べて吸収される速度が速く、胃に残りにくいんですよ。

って言う話をね、前に知人と飲んでいた時にしたことがあるんですけど。

「そんなわけはない」

そういうんですよね、その人が。

不思議でねー。
何が不思議って、何を自信満々にそう答えているのかが不思議で。

だって、調べたわけでもないでしょ。
調べていたら私が正しいとわかるはずだから。
私は、ちゃんと調べたうえで話をしているんですよ。
って、調べるも何も、事実ですからね。
私、その人の前で2リットルぐらい飲んでますけど、そうするとその人は「単によく飲めるだけ」とか言うんですよ。

いやいやいやいや。
水なら1リットル飲めませんから。

こういう事実と、科学的な根拠があるのに、調べもせず「そんなわけはない」と言い切るんですよ。
不思議ですねー。

こういう人、結構多いですよ。
っていうか、こういう人だらけですわ。

私が説明すると「そんなわけはない」って言うんですよ。

これとこれはもとは同じものだ、「そんなわけはない」。
この商品ができたきっかけはこういう理由だ、「そんなわけはない」。
これがこうなると、次はこうなる、「そんなわけはない」。

相手は自信満々で「そんなわけない」ですけどね、こっちからしたら、いや、事実やねんけど、ですよ。

いや、まあ、なんていうんですか、自分で言うのもなんですけど、私、いわゆる「物知り」なところあるんですよ。
格好よく言えば「博学」。
いろんな分野で。
だから、あまり知られていないようなことをよく知っていたりするんですね。
まあ、そういう系統のテレビ番組、めっちゃ見てますからね。
だから、すぐには納得できないこともわかるにはわかるんですけど。

安易に人の話を信用しないのはよいとしても、こっちはこっちで知らないみたいやから説明しているのに、それを否定するって、どういうことなん?、って思いますね。

そういう彼らを見るたびに、私もそんな風になってないかなあ、と自戒するところです。

2014年9月21日(日) 博学って

自分で自分のことを「博学」って言ってしまった私ですが、じゃあ、博学ってなんなんだ、と。
本当にお前はそうなのか、と。

で、博学の意味なんですけどね、「広い分野で豊富な知識を持っている」とか「いろんな学問に精通している」という意味らしいです。
まあ、その通りやろなあ、っていう答えなんですけど。

どちらも、たくさんの物事をよく知っている、ってことなんでしょうけど、その対象が「広い分野」と「いろんな学問」とで、ちょっとニュアンスが違いますよね。
「広い分野」って言われたら、雑学もありなんちゃうの?って思うんですけど、「いろんな学問」って言われたら、大学で勉強しないとだめ、みたいな感じすらありますね。

で、博学な人はめっちゃ読書するらしいです。
ま、私、漫画ぐらいしか読まないです。

で、博学な人は新聞も複数の新聞社の紙面を読み比べるらしいです。
ま、私、全然、読まないですけど、って、既に新聞、取ってないし。

で、テレビのクイズ番組なんかで得られるのは雑学らしいです。
ま、私は雑学ばっかりですねえ。

こうなるとね、完全に、私、博学じゃないわけですよ。
0勝3敗ぐらいで完全に博学から遠いです。

でもですよ。

読書量ねえ。
例えば、名だたる文豪が書いた「文学」をめっちゃ読んだとしますよね。
で、ここからいったい、どういう知識が得られるのかなあ、と、正直思うんですよ。
いや、もちろん、その文学には様々な登場人物の人間性なんかが描かれていて、心の機微を感じ取ることができるとか、そういうものはありますけど、それは「知識」とはまた別じゃないですか。
知識として、なにか得られるのかな、と。
例えば、50年前の科学誌をめっちゃ読んだとして、そこに書かれていることはもう、陳腐化したような内容だったりするわけですよ。
そこから得られる知識、って言ったって、それは科学的な知識ではなく、科学の歴史とか、人の考え方の変遷とか、そういうものでしょ。
そういう意味では、読書量が多いって言っても、それで博学か、っていうとちょっと違う気がする。

新聞の読み比べねえ。
新聞って、原則事実を伝えるわけでしょ。
何かの事件が起きた、被害者の数はこれだけ、犯人の動機はなになに、って。
そこは読み比べようともゆるぎない事実。
で、違っている個所があるとしたら。
例えば、犯人がそういう動機を持つようになったのはなぜか?ということに関して、社会の問題、家庭の問題、って言う記事になるかもしれない。
そうすると、たぶん、新聞によって違いが出てきますよね。
それは、取材した人の心の持ち方だったり、編集する人のポリシーだったり、そういうものが文章上の違いとなって表れてくるわけで、これに関しても、知識としてはどうなんだ、と。
そこから得られるのって、どういう書き方をすれば人が読むかと言う工夫だったり、ものの多角的な考え方だったりであって、これ、知識と呼んでいいのかなあ、と思うんですよ。

クイズ番組は雑学だから、博学とは違う、ねえ。
いや、まあ、そうですよ。
一所懸命に勉強してきた人に、クイズ番組見て得た知識で対等になれるわけがない、そりゃ、そう思いますよ。

けどね。

先日、クイズ番組でね、「裁判官の法衣が黒いのはなぜか」って言う問題があったんですよ。
で、それに対して、博士号を持っている知識人が答えたんですよ。

「黒は、すべての光を吸収する色だから、様々な意見を聞きます、って意味じゃないでしょうか」って。

さすが、理系の博士号を持っていらっしゃるので、それらしい答えですよね。

でも、もちろん正解ではありません。

黒を選択するときに、そんな、科学的な理由を根拠に選択したと思いますか?
それこそ、いろんな意見を聞く、って言うんなら、耳の絵でも書いておけばいいじゃないですか。
ふざけてるけど。

正解は「何色にも染まらない」ってことですよ。
中立とか、どんな圧力にも左右されない、そんな感じですね。

まあ、私は、以前に聞いたことがあって知っていたので、別にとやかく言えることではないんですけど、「光を吸収」なんて答えてしまうのは、かえって知識が邪魔してませんか?
しかも自信満々なんですよ。
その知識人は「なんで違うのー?」なんて驚いてましたけど、私は「なんでそれを正解やと思うねん!」って突っ込んでました。

読書も新聞読みもいいでしょうけど、知ってるだけ、いわゆる「知識」だけじゃ、だめだと思うんです。
いろんなところで得た知識を総動員して、未知の答えを導き出せる力、つまり「知恵」、それを持っていること、それが「博学」だと思うんですけど。

そういう意味では、私、そういう力、結構あると思うんだけどなあ。
だめかなあ。

2014年9月22日(月) 自転車マナーについて語るご婦人

先週の金曜日から、秋の交通安全運動が始まりまして、例年のごとく、啓発運動に参加してきたんですけど。

なんや、こんな書き方したら、運動に積極的に参加してるみたいですけど、違うんですよ。
一応ね、市内で社会団体の代表をやっているとね、自動的にね、なんていうんですか、委員みたいなもんに選ばれたりするわけですよ。
でね、あなたは委員なんだから、啓発運動に参加しなさい、ってことですわ。

でもねー、これ、仕事してる昼間ですよ、この啓発運動あるのが。
正直ね、ほんま、もうちょっと時間何とかならんのか、って思うんですよ。

いや、強制力はないんで、別に参加しなかったらなんか罰則がある、ちゅうわけではないですけど、そこはほら、やっぱ、「○○団体の××さん、来てない」なんて思われたりするかもしれないじゃないですか。
ちゅうか、確実に、そう思いますからね。
実際「△△さんは来てないんね」なんて会話してますからね。

そうなると、やっぱこれ、なかなかね、「仕事なんで」て言うのも、難しいところがあって。
まあ、逆に「仕事やのに、偉いなあ」なんて言われたりもするんですけど。

ま、参加するからには、嫌そうにやると、もう、これは「させられてる」になってしまうので、そこは切り替えましたね。
「さ、思いっきりやるぞ」ってな感じですよ。

駅前広場に集合しまして、たすきとティッシュを受け取りまして、んで、配り始めるわけです。

このねー、たすきがねー、正直、ちょっとそれは、みたいなとこあるんですよ、恥ずかしいっていうか、ね。
「全国交通安全推進活動」みたいなことを書いてあるんですけど、普段の生活にないでしょ、たすきをかけるっていうの。

でもねー、これがないと、ティッシュがなかなか受け取ってもらえないんです。
たすきがあると、「あ。なんかの運動で配ってるのね」って感じになるので、気安く受け取ってもらえるんですけど、それがなかったら、利益目的の「宣伝」みたいに見えるのか、やっぱり警戒されるんですよねー。

で、配ってると、話しかけてくるご婦人もいるんですよね。

「おにーちゃん、何の運動?」とかね。
「おにーさん、お店の子らに配りたいから少しいただけません?」とかね。
基本、「おにーちゃん」「おにーさん」って呼ばれますね、私。

で、今日は「ほんま、自転車のマナー悪いやろ」っていうご婦人がいました。

「いや、ほんまな、私、頭、来てるねん」
相当お怒りのご様子。
でも、私はティッシュ配りなんですけど。

「自転車乗ってるおっさんとか、ほら、あんなやつら。それから、あんなおばはんとか。ほんま、マナー悪い」
道行く人を指さしながら、怒ってるんです。

まあ、ティッシュ配りも大事ですけど、こういう人の対応をきっちりするのも、大事かなあ、なんて思いながら、笑顔で対応するんです。

「せやけど、これ、ほんま、どこに文句言うたらええんやろか。私、ほんま、頭にきてるねん」
そうおっしゃるので、私が、警察や市役所の窓口にお話しされたらどうでしょうか、みたいなこと言うんですけどね、ま、私の話なんて、聞いてないんですよ、ご婦人は。

文句が言いたいだけなんですから。

なので、しばらく、ああ、そうですかー、それはそれは、おっしゃる通りですよねー、なんて話を合わせていると、すっきりしたのか、「ほんま頭に来るわー」と言い残して再び自転車で走り去りました。

ただねー、ご婦人。
そこの歩道、そんな走り方すると、我々保護者としては、あなたのマナーが心配でねー。
「こら!気つけんかい!」って、言われないようにしてくださいねー、ほんま。

2014年9月23日(火) 私には関係がない

あのねー、これ、ちょっと、大げさかも知れないんですけどねー。
こんなこと、日記に書いてしまっていいんかなあ。

実はねー、私、もう、これからも、絶対に言うまい、と心に誓った言葉があるんですよ。
いや、ほんとですよ。

それは。

「私には関係がない」

です。

いや、まあ、例えば、なんかこう、犯罪があったとして、で、私に容疑がかけられたとして、んで、もちろん、そんなことは身に覚えがないわけですから、そういう時は言いますよ。
「いやいやいや。知らん知らん。そんなん知らんがな。関係あらへんがな」って。

そうじゃなくて。


まあ、いろんなイベントをしますやん。
PTAとか子ども会とか。
いや、別に自治会でもいいんですけど。

で、どんなイベントにしろ、いろんな人がかかわっているわけですから、多少、ルールがあるわけじゃないですか。
いろんな人が好き勝手にやってたら、そらもう、収拾つきませんから。

で、やっぱ「そのルールはおかしいやろ」と思う人も出てくるんですよ。
そら当然ですよ。
時代によって、人の数も変わってくれば、参加している顔ぶれも変わるし、なんやろ、その普遍的なルール、っていうのはむしろないって思ったほうがいいぐらいなもんで。
だからそういう意見があるのは当り前なんですよね。

ほんで、そういう意見が出ると、「来年から改善するように検討してほしい」みたいな要望になるんですよ。

で、この時なんですよ。
この時に、さっきのセリフが。

「この件については、ぜひ、来年から改善するように検討してほしいです。まあ、来年の話は、私には関係がないですけど」。

これねー。
いや、まあ、そういってしまう気持ち、わからなくもないですよ。
でも、これ、めーっちゃ無責任、って感じるんですよねー。
問題提起したんなら、たとえ意見を言えないような立場になったとしても、最低限、その成り行きを見守るべきなん違うかな、って。

しかもねー、そういうけど、結構関係ある立場だったりするんですよ。
子ども会の役員ではなくなるけど、子ども会の会員だったり、PTAの役員は終わるけどPTA会員であったり。
自分の属している組織に関わることなのに、関係ない、って平然と言ってしまう。


結局ね、言うのが仕事、って思ってるんですよ。
言うことで、自分の責任は終わった、って。
あとは誰かが何とかするやろ、って。

その誰か、ってだれ?
誰がやることなん?


もう、こういう言葉を聞くと残念で残念で。

だから、この、人をがっかりさせる言葉、私は、これからも口にはしない。
そう決めたんです。

って、大丈夫かなあ…。

2014年9月24日(水) サンマ様

今週に入ってから、一気に気温が下がりまして、ビール!ビール!の季節から、熱燗やお湯割りの恋しい季節になってきたんですけど。
私は、今まさに、体育祭に向けてのトレーニング中でして、少しアルコールを控えているわけなんですが。
こういう時に限って、なんでか、サンマを買ってきよるんですよ。嫁が。
脂の乗ったサンマを。

鬼嫁か、と。

私ねえ、前世はたぶん、「サメ」やったと、思うんですよ。
もうねえ、魚を見たらよだれが出てくるんですわ。マジで。

スーパーの鮮魚売り場なんて歩こうもんなら…、って、今これ書いてる時点で、よだれ出てきてますから。
ジュルってすすりましたから。

それぐらい好きなわけですよ。

ハマチの刺身、ガシラの煮つけ、アジのフライ、カツオのたたき。
いかの塩辛、タコの天ぷら、酢牡蛎にあさりの味噌汁。
エイひれのあぶり、フグのひれ酒、このわた、からすみ。

中でも一番好きなのが、サンマの塩焼きですよ。

もう、サンマの塩焼きとお酒は最強のコンビ。

その組み合わせを想像し、その想像を肴にして、酒が飲めるぐらい好きなわけです。


ただでさえ、お酒大好きな私なのに、そのお酒を我慢している私の前に、サンマ、て。


ま、サンマ、食べましたけど。
食べましたけどね。

でも、サンマは私にとって特別な魚なわけですよ。
いやもう、サンマっていうか、サンマ様ですよ。
「臭い(におい)」じゃなくて、「匂い(におい)」ですよ。
だから、サンマ様の日は、思う存分、って言うのがあるじゃないですか。
それを、なんですか、また中途半端なときに出して。

今度ね、サンマ様にご登場いただくときは、一週間ぐらい前から、「来週の木曜日はサンマだから」みたいなね、そういう話を、一日一回は夫婦の会話の中に織り交ぜて。
是非もんでお願いします。

2014年9月25日(木) ランニングの成果

ラニングはなかなかしんどいもので、私の周りにも、趣味のようにして走る人がいるんですけど、なぜこれが趣味になるのか、全くわからないです。はい。
おなかの肉付き具合なんかは、ランニングする前と全く変わってないという、悲しい現実もあるから、なおさらです。

でも、実はベルトの穴、一つ分、痩せていることに気が付きまして。
と言うのも、いつもの穴に通すと、なんとなくですが、ズボンがずり下がるんです。
で、穴一つ分、きつく締めたら、意外とジャストフィット。

うーん。
外見に現れてくれれば、娘たちも、「痩せたやん」と言ってくれるんですが。

しかし、このランニングにも良いところがありまして。
いや、もっと良いところはあるはずなんですが、私が実感できた効果として、一つ。

それは心肺能力の向上です。

肺活量はね、前から大きめなんですよ。
5000ml以上ですかね。
無駄に大きい。
この前も人間ドックで「20代の肺活量」と言われましたから。
なのに、私、喘息の持病があって。
ほんと、無駄に大きいだけ。

で、ラニングを始めたとき、正直ね、自宅前をスタートしてから、200メートルも進まないうちに、歩いてました。
200メートル言うたら最初の曲がり角ですよ。
あの角を曲がるまで、のあの角に到達できないわけですよ。
その大きい肺活量は、何のための肺活量なんだ、ちゅう話ですよ。

でも、今はあれですね、大体1キロぐらいまでは、走れる感じですかね。
いや、もちろん、早くはないですよ。
ゆっくりなんですけど、あれ?結構もつやん、ってな感じですよ。
実感するんです。

それから、ダッシュするときの気持ちに変化が。
いやー、ダッシュって、昔はいつでもどこでもすぐダッシュ、って感じだったんですけどねー。
今はもう、さーいくでー、って心の準備から始めないと走れない。
けれど、それもなんとなーく、若干軽めに、ほんじゃダッシュでもするか、てな感じでできるわけです。

お酒の量もかなり減らしたし、かなり健康的になっているとは思うんですよ。

ただねー。
やっぱ、おなかに出てほしいね、成果が。
おなかは出てるけど、おなかに出てほしい。うん。

って、「ダッシュするときの気持ちの変化」とか言っているこの調子で、体育祭に出場しても大丈夫なのか、非常に心肺。いや、心配。

2014年9月26日(金) 弱くなった

まーねー。
まあ、言うても、金曜日ですから。
明日は休日ですから。
いくらトレーニング中や、言うても、そら飲みますよ。

で、チューハイをね、糖分がない、っちゅう、チューハイを買ってきまして。
4本ほど。
いや、久しぶりやし、ええやろ、これぐらい、って思って。

で、そのうちの一本をね、グレープフルーツ味のやつを。
350mlのやつを1本飲んだら、これが。


しこたま酔いまして。


いつもは、ビールの後に2本ぐらい飲んでも平気な顔していたんですけど、っていうか、日課でしたから。
それが普通でしたから。
それでゲームしてましたから。
うおー、いくぞー、って悪魔に向かって火の玉、投げつけてましたから。

なのに、1本で酔っ払いですよ。
なんと安上がりな。
めっちゃ経済的。

っていうてもね。
ちーっともうれしくない。
私、別に酔っぱらいたいわけじゃないんです。

お酒を飲んでいる雰囲気と言うか、その時間が好きなわけで、ゆっくり酔いながら長く飲んでいたいんですよ。

なのにですよ。
一本飲んだら、もう、眠い。
8時なのに眠い。

もうそこからは、睡魔との戦いですよ。
睡魔がね、瞼を押さえつけてくるんですよね。
ゲームの悪魔より強い、睡魔。
強さの順で言うたら、スライム→イノシシ→悪魔→睡魔→嫁、ですよ。

まあ、結局、睡魔には勝てたんですけど。

なんであんなに酔うのか。
なんやったら、肝臓は処理機能を回復しているはずで、おらおら、もっと持って来んかい!って思っていてもおかしくないと思う。

やっぱ適度にお酒は飲むことにしよ。

2014年9月27日(土) プレゼン

次女の学校で授業参観がありまして、行ってきたわけですけど、最近の授業は私らの時と違っているんですよね。

科目としては、社会、なんでしょうけれど、班ごとに数人が前に出て、発表するんですよ。
模造紙にいろいろ書き込んであるやつを黒板に貼り付けて。
指し棒、使ってね。

内容は、架空の絵本を自分たちで作って販売する、っていうもので、どんな絵本にするか、誰をターゲットにするか、どういう目的を持たせるか、みたいなことをね、自分たちで考えるわけですよ。
その考えた内容を模造紙に書き込んで、なんや、販売用のポスターも作って。
それを前に貼り付けて、みんなに説明する、と。

いや、これ、なかなか良い授業やと思いましたね。

発表の後に質疑応答もあるんですけど、これ、ちゃんと事前にどんな質問が来るのかを予測して、答えも考えていたらしいですね。
で、予想外の質問が来たりして、なのに、ちゃんと答えることができたりして。

いや、正直ね、大人もこんなレベルですよ。
PTAとかのね、研究発表とかありますけど、子どもと変わらない。
それを思ったら、その大人と同じぐらいのことができてる中学生、って、これ、なかなか優秀だと思いますね。

で、次女も質問を受けたんですよ。
次女はそのグループでの質疑応答の担当だったみたいで。

「目的の中に『大人になったときに役立つ力を身につける』ってありますけど、どんな力ですか?」って。

そしたら「プレゼン」って言うてましたね。
「プレゼンとか、できる力です」みたいにね。

いやー、これ、私が言うのもなんですけど、さすがですわ。
一緒に聞いてた嫁さんの友達も「プレゼン、て。○○(次女)らしいわ」と言ってました。

まあ、うちで「プレゼン能力」みたいなこと何回も言うてますからね。
けど、プレゼンって、他の生徒は、みんなわかったんやろか。

いずれにしても、次女はなかなかやるな、と感じた授業でした。
でも、プレゼンの能力が付く絵本って、めっちゃ見てみたい。

2014年9月28日(日) オープンスクールにて

オープンスクールがありまして。

って、これ書く前に、「オープンスクール」って言葉が一般的なのかどうかをちょっとグーグル先生に聞いたんです。
そしたら、筆頭に百科事典みたいな用語解説のサイトが出てきまして、「柔軟な教育を実現するために間仕切りのないオープンスペースを持った学校」とか書いてあるんです。
ま、それはいいんですけど、2件目以後、ずらーーーっと学校の「説明会」に関するサイトばっかりです。
つまり、一般的には用語解説に書かれている意味ではなく、学校説明会、などの意味で使われている、と。

これほど、本来の意味を無視されている用語も珍しい。

で、そのオープンスクールでは、私は保護者向けに、自分の子どもをこの学校に通わせたことのある人、って立場で、この学校がどんなところかを説明する役目がありまして。
いや、本来はPTAの役員さんの仕事なんですけれど、正直な話、私、めちゃくちゃ説明がうまいので、PTAを卒業してからも、なんだかんだと呼ばれているわけです。
説明会後のアンケートにも「保護者の説明がとてもよかった」的な言葉が書いてあったり、入学後、保護者から「○○(私)さんの話を聞いてこの学校に決めた」とか言われたり、この説明会での私の役割は、かなり大きなもので、毎年、張り切って説明しているんですが。

でもねー。
今回は違います。
正直、したくない。

次女が受験するんですよねーこの学校を。

私が説明会でええ話をして、それを聞いて感動した人がいて、あの学校いいわよ、って噂になって、ならうちの子もうちの子も、ってなったら、ほら、競争相手が多くなるじゃないですか。
それは困る。

でまあ、乗り気しないまま、会場に入ると、なんでか去年より人が多い。
感覚的に、倍ぐらいいてる。

もうすでにまずいわけですよ、この状況は。
なんでこんなに多いねん、と。

で、まあ、先生による授業内容の説明が始まります。
結構みんな真剣にメモ取ってるし。

で、PTA会長の挨拶に続いて私の登場。

ま、いつものように私はメモも何も見ないわけで、その分、身振り手振りもできるし、右に左に移動もする。
これ、大事よ。
って、いうか、マイク持って、数歩歩くだけで、雰囲気変わるから。ほんまに。
なんとなく、「この人の話は聞けそう」って雰囲気になるから。

でねー。
やっぱなんですか、前に出て調子がついてくると、ついついなんだかんだ言うて、この学校のええ所をね、言ってしまうわけですよ。
サービス精神旺盛な感じでね。
いや、もちろん、そのつもりだったんですけど、もう少し、オブラートに包んでもよかったかなあ、と。

イヤーよかったですよ、なんて先生に言われてもなあ。

この、なんやろ、私の頑張りって言うか、貢献度、ちょっと点数に反映してくれへんかなあ。
くれへんよなあ。

2014年9月29日(月) メンバー表作成の裏側

まあ、このブログ、9月に入ってからは、なんですか、もう、2回に1回ぐらいのヘビーローテーションで体育祭関連の話が出てきますけれども。

このねー、まあ、体育祭ですか。
この体育祭が、なんちゅうか、もう、そもそものきっかけなんですよね。
まあ、私の人生が変わった、って言うても過言じゃない。
それぐらいのでっかいきっかけですよ。

ま、ま、発端は、もう、ちーこい、ちーこいことですよ。
弁当のメニューがどうとかね。
でも、それを、こう、自治会の長老たちに面と向かって、「子どもの弁当にハンバーグを!」「エビフライもいれたげて!」「打倒!高野豆腐と豆の煮つけ!」みたいなね。
そういうことを叫んだものですから。

もう、私の後ろには数十人のお母さんが隠れている感じですか。
しずかちゃんの後ろに隠れるのび太くんみたいに、私の脇腹あたりから、こっそり顔出して「そうだそうだ!」って言っているような感じですよ。
まあ、完全にはみ出してるんですけど。

で、まあ、そのあたりから、交換条件って言うわけではないですけど、参加選手集めに子ども会も全面協力することになりまして。
紅白玉入れとか65歳以上限定で、しかも参加人数の制限とかない、集めやすい競技の選手は自治会で集めて、それ以外の、飛んだり跳ねたり系の、競技の選手は子ども会が担当することになったんですよ。

「年寄はこっちで集めるから、若いのは○○(私)くん、頼むでー」みたいなことですよ。
まあ、子ども会に「65歳以上の選手集めて」って言われても、一人もいてませんし、妥当な分担ですよ、これ。ね。

で、9月に入ったころから、地区の代表の人や、嫁さんらが相談して、そらもう、いろんなところから、情報集めてね。出場者募集のチラシも配って。
あそこのお父さん、結構速いらしいよ、的な、そんな話をしながら、「この競技にはあの人」「こっちは経験者を」みたいなことで、飛んだり跳ねたり系競技の出場選手がようやく決まるわけですよ。

長い道のりですよ、ほんと。
これねえ、毎年のことですけど、ほんま、地区代表と嫁さんには頭が上がりません。
あっちこっちへ頼みに行ったり、話を聞いたり、調整したり。

そんな苦難を乗り越えて、さあ、メンバー表できました。
ねえ、そらもう、みんなが待ち望んでいたメンバー表ですよ。
いずれもつわものぞろいの屈強なメンバー。
いつ優勝してもおかしくない感じの。

じゃあ、このメンバー表を印刷してみんなに配ろかぁ、言うてるこの時期ですよ。

なのにね、この週ぐらいになるとね。


毎日のように、競技の参加申込書が、私の家のポストに入っている、と。


いやいやいや。

出場者募集の締切はとっくに過ぎているわけですよ。
それを今更持ってきて、お願い、って、それ、おかしいでしょ。
せっかく、出場メンバー決めたのに、今ごろになって、入れてくれ、って。
新幹線の指定席でいうたら、全部埋まっている状態ですからね。
ここで入ってくるって言うのは、結局、誰かが東京まで立ちっぱなしになるってことですから。

かといって、「ダメです」って言える権利もないわけでね、これ。
いや、実際の話が。
既に決めたメンバーの中には、まあ、他にやる人がいなかったら、みたいな感じで引き受けてくれる人もいるわけで、それを考えたらね、一応は、出場したいという人が優先ですよ。
なんや、後から来たくせに、特別な指定券持ってる感じですよ。

で、まあ、なんの競技に出たいと言っているのか、が問題になるんですよ。
すんなり代われる競技かどうか。
これ、リレーやったりしたら、もしかして私のトレーニングの意味がなくなるかもしれないわけですよ。
他にもね、ムカデ競争やったら背丈をそろえるとか、まあ、いろいろあるわけですよ。

もうねえ、どうしよう、って言う感じですよ。
かなり競争率の高い、指定席だったりしたら、すでに埋まっているのに、今から誰かを立たせないといけないわけですから。
キミ、3時間、立ちっぱなしね、って言わないといけないんですから。

そら緊張もしますよ、何を希望しているのか見るまでは。

恐る恐る申込書を開くわけです。
心の中でドラムロールですよ。
ドロロロロロって鳴ってますよ。

希望の競技は、果たして!?


「紅白玉入れ(65歳以上限定)」


思いっきり自由席。
座りたい放題。
3人掛けに寝転んでくれても大丈夫。


いや、まあ、セーフっちゃセーフですよ。

でもこれ、そもそも、子ども会の担当じゃなくて、自治会の担当でしょ。
自治会で募集してるやつを、なぜ、子ども会に持ってくるのか。

でも、これがね、今年だけなら私も、ここまで言わない。


何が腹立つって、これね、毎年なんですよ!


毎年、期限は過ぎてるし、うちじゃないし、持って来られても、なわけですよ!

なのになぜかポストに入ってる!
なに、このポスト、この時期だけ、四次元的なものでどこかと結ばれてるわけ?

もう、ほんまみんな、ちゃんとしてほしいわ。

2014年9月30日(火) メールの件名

みなさん、あれですか、メールの件名は、何を書くタイプですか?
って、日記で質問してどーすんねん、ってことなんですけど、ちょっと聞いてみたい。

いや、あのね、この、私はもう、言うても、95年ごろからすでにメールを使いまくってるわけですよ。
って、まあ、IT関連の企業に勤めてましたから。
メール歴にすれば20年ですよ。
そこそこのベテランですよ。
で、一日に何件と言うメールを受けて、で、それに返信するわけですよね。

同じ人から、送られてくることもあれば、右から来たメールを左に送るようなね、いわゆる転送とかもするわけですよ。
お客さんに送るメールもあれば、上司からのメールが来たり、営業さんに打ち合わせの依頼メールを送ったりすることもあるわけですよ。
で、同じ内容のメールを何回かやり取りすることもあるし、ああ、あれ、どんな話やったかなあ、って過去のメールを見ることもあるんですよ。

すると、必然的にね、件名は、そのメールの内容を書くことになるわけですよ。
その件名を見れば、ああ、あの件についてやな、ってわかるわけですよね。
いや、文字通り、あの件、ってわかるのが、まさしく「件名」ですよ。

「件名:○○に関する会議開催通知」とか、もう、ほら、会議の案内じゃないですか。
これはメール本文に会議の日時が書いてあって、出欠の連絡が必要だな、って、件名を見ただけで分かるわけですよ。

「件名:依頼:○○障害報告の客先同行」って、これも、ああ、あの時の障害報告をするから、客先に同行してほしいっていう依頼だな、って。
もう、なんやったら中身を見なくても8割方わかりますよね。
件名が長い、っていうなら「件名:客先同行依頼」でもいいわけですよ。
内容は中身を見ないとわからないけど、とりあえず、客先に一緒に来てほしい、っていう重要なことがわかりますから。

で、私はこういうメールのやり取りで、自分のメール文化を培ってきたわけですが。
これがね、なんていうんですか、カルチャーショックって言ってもいいんでしょうか、件名が、件名ではないメールが多くてびっくり、と。

例えば。


「件名:○○(名前)です」


ちーっとも、件を表していない。
いや、そこで名乗られても、ですよ。
メール受信した時点で、名前出てるし。
全く意味わからないです。

これ、失礼ですけど、お母さんからのメールに多いです。

なんででしょうかね。
自分がすること、って、普通は、自分がされていること、って言うか、されてほしいことですよね。
ということはなんですか、この人はまず、メールの件名を見て「誰から送ってきたのかを知りたい」ってことですか。


相手のアドレス、電話帳に登録してないのんかい!


っていうか、名前見て、知らん奴からのメールでも結局読むやろ!


と。
そう言いたいですね。


他にもね。


「件名:至急!!」


…い、いや、わかるけど。
急いでるのはわかるけど。
でも、それだけ、って。
なんか、あるでしょ。

っていうかね。


ほんまに急いでるんなら電話してこんかい!


ですよ。ほんまに。

これはねえ、まあ、こういう件名のメール送るの、確かに、お母さんにも多いけど。
経験的に言うと。


8割方、迷惑メール。


結果、この件名では、ちっとも、急いでいるメールが来たためしがないです。はい。

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