カリント日記

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2014年11月1日(土) 創立記念日の誓い

創立から丸12年を迎え、13年目に突入しました、今日が創立記念日のカリントです。

しかも、今日は三連休の初日!

ということで!!


思い切って、ハワイに来ています!!



嘘です。

やっぱ、なーーーんもない。
むなしすぎる。
嘘もむなしすぎる。

もうねえ、なんやったら銀婚式ですよ。今年は。
結婚、25周年ですよ。
んで、創立記念を含んだこの三連休。
そして、いい天気!

これ、普通やったら、海外ですよ。
少なくとも、ハワイは行っておきたい。
ま、嫁さんが飛行機に乗れないので、それがかなわないとしても、近場の温泉は押さえておきたい。

それがなに?
ふたを開ければ、家でゴロゴロ。

もうねえ、嫁さんからクレームの嵐ですわ。

「全然、どこもつれてってくれへんやん!」

「だって、お金ないしさー、PTAとか仕事とかあってさー、もう、行かれへんやーん」

「もう!そんなこと言うてたら、いつ行けんの!!」

まあ、確かに、そんなこと言っていたら、行けないんですけど。

というわけでですね。
宣言します。

来年、11月、嫁さんと二人で旅行します。

って、この日記、嫁さんが読む前に削除するかも。

2014年11月3日(月) 文化の日の表彰

文化の日ってなんかこう、ちょっとおしゃれっていうか、なんかほかの祝日と違う感じしません?
体育の日、とかね、子どもの日、とか、もう、元気いっぱい、って感じでしょ。
海の日もね、なんか「海の日!」って、「!」ってつけたくなりますよね。
もう、絵で表すとしても、必ず、元気な子どもの絵が描かれてるイメージでしょ。

そこへ行くとなんですか、「文化の日」。
どうです?

こう、落ち着いた雰囲気があるでしょ。
茶色とか、紫色が合いそうな、ね。
この、子どもを一切寄せ付けない、堅苦しさ。
ええ、ええ。


そんな文化の日です。

市内で、やっぱ、そういう式典がありまして。
で、一応、私のところにも、案内が来てまして。
行ってきました。


式典て、まあ、最初、いろんな人が挨拶するわけですよ。
市長でしょ、議会議長でしょ、ほんで、まあ、その他、偉い人。
で、その後、表彰があるんですよ。

で、表彰するときに、司会の人が名前を読み上げるわけですね。
すると、呼ばれた人がその場で立ち上がる、と。
んで、どういう功績で表彰されるのか、っていうのが、また司会から説明されるわけですよ。

「○○様」
「はい」
「○○様は、長年にわたり、子ども会活動で子どもの指導に尽力されました」
みたいなね。

んで、これ、よく考えたら近所にいてるんじゃないの?って言う感じのやつ。

「○○様は、長年にわたり、○○地区の公園など地域の美化運動に尽力されました」

掃除してる人、結構いてますよね。


それに比べて圧倒的に少ないはずの「PTA会長を長年やってる人」なんですが、これね、よくよく考えたら表彰の対象になってないんですよ。

なんでなんかなあ。

まあ、表舞台に出てるっちゃあ、出てますよね。PTA会長は。
それに控え、公園掃除とかは、人知れずやってるつつましやかな感じなので、あえてこういう場所で表彰しよう、ってことなのかもしれないですけど。

ま、そんなことを座席に座りながら見ていたわけですが。
もうちょっと、たくさん、人が来たほうがいいよなーって思いました。

2014年11月4日(火) 立ち読みの災い

時々、駅とか、道を歩いてて、どっかで見たことあるなーって人に出会うことってあるじゃないですか。ね。

んで、私の場合、まあ、これ、失礼な話ですが、相手は私を知っているけど、私が相手を知らない、って言うことが多いわけですよ。
まあ、そらね、私は人の前に立って挨拶をする機会が、普通の人の何倍もあるわけですから。
そら、しゃーない。

でも、あれですよ、これもねー、困りもんですよ。

いつやったかなー、忘れましたけど、近所にコンビニがあってね。

んで、雑誌読んでたんですよ。
雑誌っていうてもね、青年誌っていうんですか、あの、少年○○みたいなね、子ども向けのやつじゃなくて。
ほら、あの、背表紙の部分が角ばってないやつ、ありますやん。
もう、半分商品名みたいになるんですが「ヤングなんちゃら」って言う系統のやつですよ。

あれをね。
まあ、ちょっと気になる漫画が、一つだけ、あって。
ま、それだけをちらっと読んでたわけですよ。

そしたら、数日後に、小学校のイベントにお手伝いとして参加したとき、近所の小学生が、私に向かって言うんですよ。

「あ、おっちゃん。
 おっちゃんがこの前、コンビニでエロ本読んでたっていう目撃情報があるねんけど」

こけそうになりましたわ。

おそらく、グラビアアイドルの写真かなんか見たんでしょう。
いや、言うても水着ですからね。
プールに行ったら普通に来てる水着のアイドルが載ってただけですから。
まあ、それが小学生にはエロ本に見えたと。
ま、しゃあないでしょ。
私もね、大人ですし、相手小学生ですし、おもしろいイベントの最中なので、ま、もう少し笑わせてやってもええかと思って答えました。

「な、な・・。そうか。見られたか」

って。

そしたらしばらくして、別の子どもがやってきて。

「なあなあ。おっちゃん、コンビニでエロ本立ち読みしてたってほんま?」

びっくりですよ。
冤罪も冤罪。
押し寄せる冤罪の波ですよ。

「な、な、・・・どこまで話が・・。まあええけどやなあ。
 あんなー今はな、残念ながらコンビニのエロ本は立ち読みでけへんねんで。
 おまえらみたいなガキンチョが立ち読みするからや。
 おっちゃんらええ迷惑やわ。ほんま残念やわー」

と、それでもそう答えるサービス精神。

そしたら、しばらくしてまた別の子どもが。

「あ。コンビニでエロ本立ち読みしてた○○(私)さんや」


勘弁してほしいわ。

もう数年前のことですが、それ以来ね、立ち読みはしてません。

2014年11月6日(木) ゴミについて考える

先日、ゴミ収集を仕事にしている人のお話を聞く機会が当たんですけど、これがねえ、なかなかええこと言うてましたねえ。


あのー、私は、まあ、格好つけるわけじゃないですけど、ゴミ捨てるなら、それに見合うだけの料金を払うのは当然だと思うんですよ。
でも、その業者の人に聞いた話では、そうは思っていない人もいる、と。


「品物を仕入れるのに、お金を払うのはわかる。でも、ゴミ捨てるのにまで、なんで金を払わなあかんのや!」


そういうことを言う人もいるらしいんですよ。

で、その業者さんはね。

「家の前に、ゴミ袋を出すとして、それを誰も持っていかなかったら、ゴミはたまる一方です。そのゴミを私たちが片付ける、いわばあなたの家の前をきれいにする仕事をしていると考えてください」って言うらしいです。

で、実際、その業者さん、すごい自分の仕事に自信を持ってましたね。


正直、汚い仕事でもあるし、給料もよくない。
どちらかと言えば人がやりたがらない仕事だ。
震災の地にボランティアで行ったとき、街の至る所にゴミが山積みになっていた。
異臭が漂い、ガスが発生し、不衛生この上ない状態だった。
それを一つ一つ回収して焼却施設へ運んだ。
そしてきれいに片づけた。
あの町をきれいにしたのは、我々のような業者だ。
そうやって人が住む環境を守る。
それが私たちの仕事だ。


世間ではね、まあ、やっぱ、頭のいい人が資格を取ってやる仕事が、たくさんのお金をもらうわけじゃないですか。
んで、支払うほうもね、私もそうですけど、なんか納得して高いお金出すわけでしょ。

でも、考えたら、そういう職業とね、このゴミの収集とを比べてですよ、明日から無くなったら困るのはどっち、って聞かれたら、これ、ゴミの収集のほうじゃないですか?
電気水道ガスを使って消費した結果、生じたものがゴミであって、そのゴミが適切に処理されないってことは、入ってきたものが出ていけないってことなわけですよ。
生活に密接しているという意味では、立派なライフラインですよ。
これが機能していない社会で、健康かつ最低限度の生活が営めるわけがないでしょ。

なのに、なんでか、それほど注目しないし、大事にしないし、考えない。

って、私もまったくできていないんですが。
これからはもう少し、ゴミについて考えようと、反省した次第です。

2014年11月8日(土) 桜の咲くころ

あのー、高校なんかでね、オープンスクールって言うのありますやん。
あれ、中学生に、この学校はこんないいところですよーってアピールしてね、まあ、たくさん来てもらおうじゃないか、と。
ま、そういう目的で開催されていることが多いと思うんですけど。
でも、たくさん来てもらう、言うても、定員があるわけですから、毎年入学する人数は一定なわけで。
ってことは、たくさんの人が受験すればするほど、競争率が上がる、と。
となると、合格してきた人はそれなりに勉強できる人、と。
すると、なんですか、まあ、学校の成績も上がるしね、大学の進学率も上がったりする。
ズバッと言えば、ステータスが上がる、っていうんでしょうかね。
ま、とにかく、学校としてはたくさんの人に受験してほしいなあ、と言うのがあるわけですよ。

で、そのオープンスクールの中で、保護者向けのね、説明会があるわけですよ。
そらまあ、親も心配ですもん。
自分の子どもが行きたいって言う高校がどんなもんなんか。
どういうところに力入れてるのか、試験の方法はどうなんか、とか。

で、その説明会で、まあ、先生が、説明するわけですよ。
うちの学校の特色はこんなんで、こういうところに力入れてて、試験はこんな感じで、って。

で、私もそこに呼ばれまして。
んで、何するかって言うたら、元保護者、っていうんで、自分の子どもの様子とかをね、参加してる中学生の保護者に説明するわけですよ。

で、私の挨拶は、まあ、初めから終わりまで、すーーっと流れるように話すわけですけど、最後のシメと言うかね、終わりの言葉と言うかね、そういうのがありまして。

初めて挨拶したとき、この挨拶って、この学校のアピールなんや、って思ったら、今日この場限りの話、って言うんじゃなくて継続を感じさせないと、って思ったんですよ。
なので、最後にね、ちょっとこの先を想像する言葉を入れてみようと思って。

「それではみなさん。来年、桜の花が咲くころ、またお会いしましょう」

って、まあ、ちょっと格好つけたかなあ、みたいな言葉を入れたんです。
んで、まあ、拍手されて、座って、やれやれ、あんまりまとまってなかったかなあ、なんてちょっと反省してたんですよ。
でも、後から聞いたら、保護者からの話で拍手が起きたのは初めてだったそうで。

最後の言葉が良かったのかも、って思って、それからは最後に同じような言葉を入れることにしたんですよ。

そしたら、翌年ですわ。
毎年、保護者二人がこの学校のことを話すんですけど、私より先に話をした副会長が。
いや、こんなこと言うとあれですけど、正直、お話は上手ではないんですよ。
たどたどしいし、まとまりはないし。
でも、最後に「それでは来年、桜の咲くころに合いましょう」って、放り込んできたんですよ。
めっちゃ流暢に。びっくりしました。
まるまんま、パクってるやん。

んで、さらに翌年。
今度は先生が。
スライドで学校の説明するんですけど、スライドの最後に「来年、桜の咲くころお会いしましょう」って書いてるんですよ。
いやいやいや。
前まで「終わり」すらなかったやん。
最後の大学別合格者数のスライド表示したまんま、「終わります」って終わってたやん。

今年なんか、PTA会長まで「満開の桜の木の下でお会いできることを祈っています」って。
なんかもう、桜の使用率、高すぎるし。
オレの桜やぞ、って言いたいですわ。

ま、まあね、でも、そうやって、話が徐々にうまくなっていくのは、喜ばしいことなんですけど。

また新しいフレーズを考えないといけない・・・。

2014年11月10日(月) 教育実習

中学生の次女のクラスに教育実習生がやってきたそうで。
教育実習生なので、まだまだ子どもたちに近い存在。

当然のように、子どもたちが、先生を取り囲むわけですよ。
とりわけ、うちの次女なんか、こういうお姉さん大好きですから。

ま、もちろんいろいろ質問するわけで。

「先生、何歳?」
「さあ、何歳でしょ。当ててみて」
「うーんと・・・22歳!」
「正解!」

みたいなね、まあ、そんな会話をするんですけど。

うちの場合はさらに続きがあって。

「正解!」
「って、ことは7コ上か」
「そうなるね」
「んじゃあさあ、○○(長女)ちゃん知ってる?」

いや、なんで唐突に、次女が自分のほんまのねーちゃんの名前を出すのか、わからんのですけど。
あ、たぶん、その実習生が出身学校かなんかを名乗ったんでしょうね。

「んじゃあ、さあ、○○(長女)知ってる?」
「え?○○(長女)知ってるけど・・・って、××(次女)ちゃん!?」
「そう!!」
「うわ、おっきなったなあー。おねーちゃんに似てきたわー」


って、長女の同級生で、次女も顔見知りやったみたいです。


こんな話を聞くと、なんや、自分の子どもって、もう、こんな年なんやなあ、と。
私が、PTA会長になったとき、長男も長女もまだ学校へ行ってて、それぞれの学校でPTA役員をやってましたが、なんや、教育実習生は先生のタマゴであって、もう、私らが見てた「子ども」じゃなくて、同じPTA会員になるってことですよ。
なんとも、不思議な感じですわ。

2014年11月13日(木) アンテナ

夜、仕事を終えて、自宅に帰ると、まあ、いつもの感じで、居間に長女と嫁さんがいてまして。
んで、とりあえず、服を着替えるんですが、大体、この着替えているところあたりで、「あんなー」と、誰からともなく話が始まるんですが。
今夜は嫁さんでした。

「あんなー、BSのアンテナ、ないねん」

え?

ですよ。

何を言っているのか、意味がよくわからないので、「え?」って聞き返しましたよね。

そしたら。

「BSのアンテナ、無くなってんねん」

ま、もう一回「え?」なんですけど。


長女が、録画の確認をしたら、BSの番組が取れてない、と。
ほんで、最近、壁の塗り替えやらお隣さんの立替やらで、ベランダに足場があったから、嫁さん、ピーンと来たらしいです。
あ!もしかしてアンテナちゃうか! と。

んで、ベランダへ出てみたら、「アンテナない!」ってことになったんですよ。

ほんで、これはもう、その工事関係者が外したんじゃないか、と。
で、電話して聞いたらしいんですが、工事した時にはアンテナはなかった、って言われたらしい。

どういうことやと思いながら、調べているとどうもおかしいと。
なんか、ちゃんと録画できてる日時と、足場を組んでた日時が若干ずれてる、と。

おかしいなあ、おかしいなあ、と思っていたところへ、私が帰ってきたので、いきなり「BSのアンテナ、ないねん」となったわけです。

んで、まず、ベランダに出ました。

「なあ、アンテナないやろー」

「あるやん」

「えっ!?」


嫁さん、ベランダの手すりにアンテナがついてると思い込んでたようですが、引っ越ししてきたときに専門の業者につけてもらったので、ちゃんと壁につけてあるんです。


「ほんなら、なんで映らへんの? お隣の工事の人がアンテナの角度変えたん?」などと嫁さんが疑うので、とりあえずアンテナを見たんですけど、しっかり固定されているし、壊れていそうなところもないんですよ。

「アンテナは、大丈夫そうやで」と私が言っても、「でも、映らへんやん。微妙に角度変わってるん違うの?」と言う嫁さん。

もう、アンテナ犯人説がゆるぎない。

テレビのチューニングをすると、全く電波が来てない様子。

ははーん。

「これ、ケーブルがどこかで切れてるか、抜けてる」と、私。

「アンテナの角度と違うの?」と、嫁さん。

アンテナ、かわいそう。
ちょっと同情します。
いてない、って言われて、おった、って思ったら、あんたやろ、って。
アンテナ、かわいそう。

「これ、アンテナの角度とかのレベルじゃない。ケーブルが抜けて信号が来てないレベル」と説明すると、「あ。猫かな」と長女。

今度は猫が犯人。


で、まだ、ちゃんと確認してないんですけど、たぶん、どこかでケーブルが切れてるかも。

そのケーブルの近辺にある荷物、それ、私の。

え?犯人、私?

2014年11月14日(金) 5円玉

財布の中の小銭がね、ジャラジャラと多いって言うのは、あんまり好きじゃないですね。
なんかこう、片づけられてない感じがして。

特にね、なんなんでしょうか、5円玉が2枚あるときがある。
目の錯覚かな、って思いますよ。
なんで5円玉が2枚もあるの?って。

1枚目は仕方がないですよ、これ。
財布の中に1円玉や5円玉が1枚もないときがある。
なのに、3円を支払わないといけない。
そんな時は10円玉で支払うわけですから、おつりが7円、とかになって、5円玉が来るわけですよ。ね。
ここまではいい。

次、もう一回、3円支払わないといけない時。
もうすでに、財布の中には5円玉がいるわけですよ。
こいつを出せば、2円のおつりでしょ。

なのに、何を間違ったのか、ここでまた10円ですよ。
ここで10円を出してしまったから、おつりが7円になって、んで、5円玉が混ざってて、合計5円玉2枚になるんですよ。
輪ゴム通してちっこい眼鏡の出来上がりですよ。

これねえ、この5円玉を使えるチャンスが、なかなかめぐって来ないんですよねえ。

次もう一回、3円支払うことになったとしますやん。
そしたら、ここは5円玉じゃないんですよ。

なんでか。

1円玉が4枚あるからです。
5円玉の出番、一回休みですよ。

これ、2円支払うんやったら、5円玉は二回休みですよ。

ほんまねえ、1円玉に比べて、なかなか出て行かない、5円玉は。


おかしいなあ。
お札はでっかいのから出ていくのに、この穴の開いた金色のやつは、なんかしょっちゅう、財布の中におる。

やっぱ、ご縁かなあ。

チャンチャン。

2014年11月15日(土) 久しぶりの外食

久しぶりに、家族で外食しよかーってことになって。
ほんでまあ、ファミレスの食べ放題を一回やって見よかーと。

で、ファミレスが、歩いて行ける距離にはないんですよねえ。
となると、もう、車で行かないと仕方がないわけで。
んで、家族全員が乗るとなると、もう、長女の軽自動車では無理なんで、必然的に私の車で出発するんですけど。

何が悲しいってねえ、外食なのに、お酒が飲めなくなるんですよねえ、私が運転すると。
これ、悲しいよー。
ほんま。

正直言いまして、子どもに免許を取らせたのは、私がお酒を飲むためなんですよ。
車で行くようなところでも、お酒が飲める。
もう、この一点にかけていたといってもいい。

なのに、酒飲めない。
おまえら早く、オレの車運転できるようになってくれーって言ってるんですけど、「車庫から出す時ぶつけてもいいんやったら」っていいよるんですよ。
なにを自信満々に「ぶつけてもいいんやったら」って言ってるんでしょうか。

まあ、そんな文句を言っててもしゃあないので、車で行ったわけですよ。
ファミレスにね。

予約した座敷に通されまして。
ほんで、なんやこのリモコンで注文してくれ、みたいなことも聞きまして。
そしたら、早速、注文ですよ。

まずはだし汁の味から。

結論を先に言ってしまいますけど、ここで間違えました。
「昆布だし」選択したんですけど、味がしない。
全然、昆布ってない。
昆布の香りだし、って言うか、昆布が浮いてるだけの白湯です。

でまあ、次に、鍋の具材以外にも、いろんなものが食べ放題なので、私、串カツ頼んだんですよ。

んでもねえ、これが。
いつも、近所のおいしい串カツを食べなれているからかなんですかねえ。
もうなんかねえ、えーと、逆ジューシー。
肉汁たっぷりどころか、口の中の水分吸い取られそうな感触。
しかも、ビールなし、ですからね。
お茶ですよ、お茶。

挙句、注文するためのリモコンが壊れやがるんですよ。
2時間食い放題なのに、放題られへんし。
これ、わざとちゃうか、ってみんなで話してたんですが。

まあね、料理はともかく、みんなワイワイしてました。
離れて住んでる長男とも久しぶりに会話しまして。
相変わらず、仲のええ兄弟で、上二人の掛け合いを聞いて、次女は笑い転げておりました。

たまには、外食しないといけないなあーと感じた次第です。はい。

2014年11月18日(火) 568円

この前の日記にいも書いたようにね、私は、買い物するとき、小銭を、いかにうまく使うかを考えてるわけですよ。
まあ、私は、っていうか、誰でも、やと思うんですけどね。
お札渡したらね、確かに、計算しなくてもいいんですけど、そんなことしてたら小銭ばっかり溜まるでしょ。
財布も膨らむし、重たくなるし。
第一、なんか、こいつ計算でけへんのか、って思われてんのちゃうかなーって考えてしまうんですよ。

だから、なんとか、小銭が減るように、支払うわけですよ。
お札渡す時も、端数を小銭で渡したりとか。

902円やったら、千円札と2円渡す、みたいな、ね。

これね、なんやこう、ウノやってる気分ですよ。
UNO。
先に小銭減らしたほうが勝ち、みたいなね。
大量の小銭貰ったらへこんだりして。
5円玉が2枚入ってたりしたら、「ウノ!」って言い忘れたぐらいのショック受けますからね。


んで、仕事場に食堂がありまして。
ここは、自分で、トレーって言うんですか、四角いお盆みたいなやつ、あれ持って、自分で好きなやつを載せるわけですよ。
ご飯大盛りと味噌汁と大おかずと惣菜、みたいにね。

まあ、私が選ぶのは毎回決まってるんですが。

ほんで、そのトレーを持ってレジに行くんですよ。
で、そのレジにいてる一人のおばちゃん。
このおばちゃんがね、もう、なんていうか、全然レジの仕事に向いてない。

レジっちゅうても、金額入力したりはしないんですよ。
キーのところに、シール貼ってあって、それに「大おかず」とか「ご飯大盛り」とかって書いてあって、んで、おばちゃんが品物を見てそのキーを押すんです。
そしたら、金額が表示されるわけですわ。
ね。

ほんでまあ、合計金額が出て、「568円です」みたいなことですよ。
そしたら、こっちもね、お金を出すじゃないですか。
んで、言うたように、できるだけ小銭を使ってしまいたいから、ちょっと工夫して出すわけですよ。

1,000円と68円みたいなね。
そしたら、これ、おつり500円玉1枚ですよ。
ね。

でもまあ、なかなか、こう、ぴったりってこともないので、さらに工夫をした出し方になることもあるわけですよね。
まあ、608円で40円おつりとか。

んでね、この前、1123円渡したんですよ。
そしたら、受け取ったおばちゃん、「えーと。1,000と、えーと、100・・・」って、言いながらえらい考えよるんですよ。

『はっはーん。このおばちゃん、俺が間違えて出してると思ってるな』そう思いながらも、待つしかないから待ちますやん。
おばちゃん、結構考えてね、「1123円でよろしいでしょうか?」って聞くんですよ。
よろしいも何も、こっちはおつりを想定して出しているわけですから、「はい」と答えますわ。

ほんで入力して、おつりが「555円」って表示されたとたん、おばちゃん「おっ!」って。

「おっ!」やあるかい!

ほんで今日ですわ。

「568円です」ってなって、573円渡したんですよ。

そしたら、おばちゃん、またおんなじや。
「500と、70・・・」って、もうええねん!
どう見たって、あと1円玉3枚やん!

ほんなら、「あー。10円多いですね」って返そうとしよるねん!
もう、びっくりやわ。

こっちも、ちょっとキレ気味ですよ、さすがに。
「お金足らんようになるで」って言うたったんですよ。
そしたら、もう一回、「500と、70・・・」って!
どんだけ自信持ってるねん、そのポンコツ頭に!
もう、ええから、さっさと、金額入力してくれ!

ほんで、ようやく入力して、おつりが「5円」って表示されたとたん、おばちゃんまた「おっ!」って


もうねえ、笑ってしまうね。

何がってね、これ、毎回値段が違うわけじゃないんですよ。

私が選ぶのは、定食なんです。定食。
値段はいつも一緒、568円。
しかも、社員食堂なので何百人と言う人が毎日使ってるし、半分の人がこの定食を食べてるんですよ。
半年以上前からこの値段。
レジの担当はこのおばちゃん。
毎回、「○○定食 568円です!」って、おばちゃん、元気よくコールしてるし。

もう、ええ加減、おつりのパターンぐらい、覚えてくれよ、ほんま。

そのくせ、千円札出されたときの応答は早い。
千円札渡したらすぐにおつりが出せるように、432円を一組にして積んであるんですよ。レジに。
そらもう、千円札出した人には、お金受け取るが早いか、すぐさま、おつりをハイって差し出しますからね。
しかもなんか、ちょっと得意げやし。

私、これ、千円札一枚でおつり貰ったら、めっちゃ屈辱的な気持ちになると思うなあ。

2014年11月19日(水) 綿菓子

先日、市内で、子ども向けと言いますか、子育てしてる人向けと言いますか、まあ、そんなイベントがありまして。
んで、まあ私んとこの団体へも、子どもが喜びそうなことをやってほしい、と依頼がありまして、ほんで、お店を出しまして。

綿菓子を作って販売したんですけども。

あのー、作る人がね、いや、綿菓子を。
綿菓子を作る人手が不足してまして。

えー、私を入れて二人。
もう一人は、病院から退院したてで、リハビリ代わりに。


結果、8割方、私が作りました。
4時間、綿菓子、作りっぱなし。
割箸に、綿菓子、巻付けっぱなし。
材料のザラメ、10キロ、こんだけあったら十分やろ、余ってもええわ、って言ってた、10キロ、使い切りましたわ。


はぁ。


・・・。


誰じゃあ!
綿菓子、売ろ、って言うたやつ!!
めっちゃしんどかったやんけ!
右足のひざ、いわしてもうたやんけ!


ほんまね、冗談じゃないですよ。
熱でザラメを溶かしてね、細かい穴から糸状になって出てくるわけですよ。
それを巻きつけていくんですけど、これねえ、あっついの。
めっちゃ、あっついの。

溶けたザラメ、目に入って、目が真っ赤になったもん。
怖いぐらいに。
完全に負傷したもん。
綿菓子舐めたら甘いけど、ほんま、舐めたら怖い。


もうねえ、綿菓子、いや。
もう、100年ぐらい食わなくてもいい。

2014年11月20日(木) 表彰状

表彰状なんてものはねえ、本当に表彰されるべき人がもらうものであって、順番で回ってきたからもらう、なんて、そんなねえ、なんていうか、偶然のラッキーでもらうようなもんじゃないんですよ。
っていう、ラッキーな表彰状をありがたくもらってきました。

しかも2年連続。


いや、まあ、確かにね、これ、順番なわけですよ。
例えば、7年に一回だけ、たまたまその時に、市町村PTA協議会の代表をやっていたりすると、その上部団体から一定の役員職が与えられて、それを無事に終えると、表彰状がもらえる、みたいなもんですよ。
だから、特に優秀だったとか、働きが良かったとか、そういうことではなく、まあ、それなりにやっているともらえるもんなんですよ。

ですけど、私は声を大にしていいたい。



おれはもらう資格あんのんちゃうかあ!!!



いや、私、めっちゃ、やりましたからね、いや、正直、言うて、ほんまの話が。
市内はもちろん、大阪府内でもなかなかの働き、しましたから。

もうねえ、私の手を握って離さない人も多いわけですよ。
「○○(私)さん、ありがとう」「ありがとう、○○さん」って、もう、次から次へと、握手握手でね。
全然車にたどり着けない、アイドルですよ。


それにしても、なんやろか、この偶然。
しかも2年連続。


神様は見てるってことですよね、これ。


ま、その分、絶対、宝くじとかは、当たらないわけですけど。

2014年11月21日(金) 寒い発表

親学習講座と言うものがありまして。
なんや、子育て真っ最中の親が、まあ、子育てのコツを学ぶ、みたいなね。
そんな講座ですわ。
まあ、うちの嫁さんなんかも、その講座を受講しまして。
なんやら、ちょっとした資格みたいなものが与えられるらしいです。
って、別に金儲けにつながるような資格でもなんでもないんですけど。
年頃の子どもを持つ親御さんから相談を受けて助言する、みたいなことらしいですわ。

で、まあ、その体験って言うんでしょうか、簡単な講習会をやるから参加してほしい、と別のPTA関係者に頼まれまして。

もうねえ、はっきり言いまして、今更、親学習って言われてもですよ。
子ども二人成人してますし、一番下も高校受験って言うこの段階で、親として今から何を学ぶのかと。
そう言う気持ちは正直あったんですけど、まあ、時間もあるし、何より一緒にやってきた仲間からの依頼ですしね。
嫁さんも他のところから依頼されてたみたいで、ほんなら一緒に参加しよか、と。


で、まあ、会場に行くと、そらもう、半分は知り合い。
もう、みんな、プロですよ、はっきり言うて。
子育てに関してはね、もう、いろんな講演会やら講習会やら受けてますから。
なんやったら、主催者側ですよ、ほんまの話が。
実際、嫁さんと同じ資格持つ人が主催者ですし。


んで、例によってグループ分けされての、グループ討論ですよ。
お題に沿って、グループで話をしながら、模造紙にポストイット貼り付けて、いろいろ書き込んで前で発表する、っていうパターンですわ。

グループに分かれたら、司会進行役と、書記と、発表者、大概これを先に決めるんですけど、もちろん、何も言わなくても、「○○(私)さんが発表者ね」と、誰かが言うんですよ。
もう、これはね、なんやろか、その、オーラ的なものが出てるらしい。
私が前に出て話します、っていう、面倒くさいオーラが。
まあ、でもね、前に出て話をする、っていうのは、一番、やりたくないらしいですから、他にやりたいという人がいるわけでもなく、すんなり決まるわけです。


んで、みんな好き勝手なこと言いながら、ポストイットに書いて貼り付けるわけですよ。
例えば、子どもに対して感じている不満、みたいなこととかね。
んで、それについての対策とかをまた言い合うわけですよ。

最終的に、まとまったんだか、まとまってないんだか、よくわからない、模造紙が一枚できまして。

それ見た途端、「きっついわー」って言うてしまいましたね。

何が、ってね、「だめよ〜ダメダメ」とか書いてある。

こんなね、書いてある、流行の言葉を読むのって、いっちばん、寒い。

しかも、このグループでつけたタイトルが「ありのままで、いいじゃないの〜」って。
これも、めっちゃ寒い。
凍てつくとはこのことですよ。ほんま。

しゃーなしで読みましたけど。
ほんでまあ、ウケましたけど。
あれ、そこそこウケたのは完全に私の腕ですね。

初めて私の話を聞いた教育委員会の人も「うわさにはお聞きしてましたが、うまいですねえ」と褒めてはくれましたけどね。

もうねえ、寒い文章を書くのはやめてほしい。
なんか、ちょっとウケようとして流行の言葉書いたりするの、いっちばん恥ずかしい行為やから。
発表するもんの身になってほしいわ、ほんま。

2014年11月22日(土) グループワーク

今日ねえ、子ども会関係のね、研修会があたんですけど。
昨日やったばっかりやのに、今日もグループワークですわ。
いや、まあ、慣れてるから別にいいんですけど、いいんですけど連続って。

しかも、子ども会のって言うてもね、内容は昨日とおんなじようなもんで。

なんや、テーマがね、机の上に貼ってあって。
んで、自分がこのテーマについて話をしたいなーと思うところに座ってくれと。
テーマは全部で6個あったんですけど、これ、テーマによって偏りが出るんちゃうかなあ、って心配したんですけど、そこはみんな大人ですわ。
お互い空気を読みあって、あんたそっち座んのかいな、ほんなら私こっちにするわ、みたいな感じできれいに分かれまして。

こういうところがね、まあ、PTAの仲良しのお母さんたちと違うところですね。
もう、一人でもグイグイ入って行きますから。

で、それぞれのテーブルに8人ずつぐらい座りまして、テーマにそって話し合いが始まったわけですよ。
例えば「地域とのかかわり」とか「役員を増やす方法」とか。ね。

私は、初対面の人ばっかり、8人程度で同じテーブルに座たんですよ。
ほんで、司会と書記と発表者を決めたんですけど、例によって、また発表者は私。
多分、声に張りがあったんやと思います。
っていうか、他のメンバーは、みんな、お年でしたし。

で、まあ、話し合いもそろそろ終わりやなーってなって、最終的なまとめをするんですが、それぞれのテーマに対する結論をね、3個書きなさい、と進行役が言うわけですよ。
3個の結論を1個ずつ、1枚の紙に書いて、それを紙芝居のようにめくりながら、発表してください、と。
模造紙は使いません、と。

いやいやいや。
それ、最初から言うといてよ。
この模造紙で発表するって思ってたから、今、この模造紙使って発表するネタ、考えてたやん。

まあ、それでも一応ストーリーとオチを考えてましたら、おんなじグループの人が言うわけですよ。
「最初に発表したほうがええで」って。

うーん。
この人、私のこと知らないから、仕方ないですけど。

で、どういう順番でやるんかなあ、と思ってたら、「じゃ、こっちのグループから」って、進行役が、私らのグループより遠い席を指さしたんです。
ま、とりあえず、一番ではなかったんですわ。

ほんで、まあ、当たり障りのない、時々、笑い声も聞こえる、そんな感じで淡々と発表が続きまして、順番的にいうて、うちのグループは最後から二番目のはずだったんですよ。
そう言う座席の並びになってましたから。

で、残すところ、うちのグループ入れて2グループになったときですよ。
次は、うちのグループの番になると思ったら、進行役が「それじゃ、今のテーマに関係がある、そっちから先に発表してもらいましょう」って、もう一方を指さすんです。

いや、だって、全部おんなじ「子ども会活動の課題」やねんから、どのグループも関連性がありますよ。
そんなん言うたら、最初のグループとめっちゃ関連してたのは、うちのグループやし。

あれ?
どういうこと?

そう思いながら、主催者をチラっと見たんですよ。
この主催者は何回か私の発表を聞いたことがある人なんですけど、ほんならその主催者、ちょっと笑ってるんですよ。

これ、もしかしたら、わざと私を最後にしたんじゃないの?
そう感じましたよ、正直な話。

で、私の番になったとき、進行役が言いよるんです。
「ということでね、なんだかんだと言っても結局、ここのグループのテーマにたどり着くんじゃないかと思います。それでは最後、きれいにまとめてもらいましょう」って。


いきなりハードルあげやがんの。


なにその、きれいにまとめてもらいましょう、って。
テーマは関連してるんやから、どこのグループにたどり着いてもおかしないのに、なんで、無理やり、ここが着地点みたいなこと言うねん。


そう思いながらも、まあ、正直、これ、ええパスが来たな、と思いましたね。


おもむろにマイク持ちまして、「最後、いきなりハードルあげやがった・・・」と言いながら立ち上がると、それだけで笑いがおきますからね。
もう、つかみはオッケーですよ。

あとはまあ、この紙芝居をうまく使って、お笑いいただきまして。
当然、きれいにまとまって、ダントツの拍手喝采だったわけですが。
一番びっくりしてたのは、同じグループの人たちでした。
そりゃ、あの差しさわりのない3個の結論で、これだけ盛り上げられるなんて誰も想像してなかったでしょうから。


まあ、なんかねえ、グループワークってねえ、結局、私の発表の練習の場みたいになってますわ。
結果、グループワーク、楽しい。うん。

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