メールとかのサイト

 

2005/05/05

        1.恐がりの嫁さん 1999.10.13

私の嫁さんがとても恐がりで、「恐いテレビや映画のシーンはもちろん、恐い文章でも大変なことになる」と相手に話したら、恐いシーンを描写した文章を書いたメールが送られてきたので、それに対して返信したのが下のメール。
嫁さんは、動物的直感で恐いものが迫ってくることを予想できるので、恐い文章だと感じると、それ以上先を読むのを止めてしまうのだ。
しかし、それを予想できずにうっかり読んでしまうとどうなるか・・・。

相手
 

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買い物から帰って来て玄関からキッチンに向かう途中

 ここまで読むと嫁さんは危機を感じて読むのをやめてしまうでしょう。

何故か少しだけ扉が開いているトイレの薄暗がりの中に

 うっかり読んでしまったらここで後悔しています。

包丁を持った労務者風の男の姿を見つけてしまった時

 「なんでこんな事書くの?!」と叱られる私。

あるいは買い物帰りのマンションのエレベータの中

 やっぱり危機感を感じて読むのをやめる嫁。

上昇するエレベータのとある階で扉のガラスの向こう側に

 うっかり読んでしまい、想像で頭が破裂しそうな嫁。

ガラスに顔をはりつかせ髪を振り乱した女の顔を見てしまった時

 最後まで読み切った嫁にどつかれて、顔が破裂しそうな私。
 まきぞいをくう子供と、八つ当たりされるネコ。



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