メールとかのサイト

 

2006/01/01

        13.同級生 2002.2.18

嫁さんの高校時代の同級生4人が我が家に遊びに来たときのことをメールに書いたもの。
私も同級生なので、一緒に楽しく話をし、酒を飲んだ。
彼女たちと話をしていると高校生時代に戻ってしまう。

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日曜日、我が家にやってきた四人の同級生は
一人残らずものの見事に「おばさん」化していた。

年に数回、嫁さんは高校時代の同級生と飲みに行く。
酒の飲めない嫁さんはいつも話の聞き役だが、
それが楽しくて仕方ないようだった。
今年は我が家で飲むことになったらしい。

飲み始めて一時間もするとみんなかなり酔いが回ってきたようだ。
酔った勢いで古いアルバムを引っ張り出すと、
みんな自分のことは棚に上げて昔の友人の写真を指差して大笑いする。
中でも髪の毛が長かった私は格好の餌食だった。
どうしてこんなやつを好きになったのかなどと
失礼極まりないことを嫁さんに問いただすやつもいた。
そういう、彼女たちはみんな、肉付きがよくなっていた。
昔とあまり変わらない子に対しては「昔から老け顔だった」
ということで全員の意見が一致した。

思えばあのころから20年近くになる。
でも楽しそうに話しをする彼女たちを見ていると
昔とかわらぬ高校生のままであるかのような錯覚を覚えた。

離婚、不登校、引きこもり、大病、姑との確執・・・。

それぞれに悩みを持っているのに、
それをまるで話のネタにしながら楽しそうに話をする彼女たちに
少し力を分けてもらったような気がする。
そんな日曜日だった。

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どちらかというと日記のような内容になってしまった。
わざわざ他人にメールで書くほどの内容でもないが、そうせずにはいられないぐらいに、彼女たちに元気付けられたのだ。



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