カリント日記

最新7回分

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2015年2月17日(火) すし屋の意味

我が家にも受験生がおりまして。

でまあ、スベリ止めっていうんですか、一応、そういう高校には合格しまして。
で、合格した本人が言うんですよ。


「なんか食べに連れてって」って。


周りの友達はなんや、合格祝いに、っちゅうておいしいもんを食べさせてもらってる、って。

いやいやいや。
お母さんの料理、おいしいがな。

何?

寿司?

寿司が食いたい?


確かに寿司は、外で食うたほうがおいしいわけで。

って、まあ、私もね、外で寿司を食うとなるとね、おいしいお酒も飲めるわけで。

まんざらでもない。

というか、娘を利用して、合法的に酒が飲める絶好の機会でもあるわけで。



んで、最寄りの百貨店にある、鮮魚が自慢の回転ずし屋に行ってきたわけです。

カウンターに3人並んで座りまして、とりあえず、日本酒を。
鮮魚には日本酒ですよ。


んで、「回転ずし」なんで回転してるやつを取るんですよね。


私、空腹だったんで、もう、早速ね、目の前に来た、白身のね、スズキをいただきまして。
言うだけあって、鮮度がいいんですよ。

あーうまいなあー。
お前らも好きなんとって食えよー。

って感じで横見たら、嫁さんと娘、メニュー見とるんですよ。


何をしてるんや。
って思いながらね、次に来たアオリイカを取りまして。
これまたプリプリして甘みもあって。


あーうまいなあー。
お前らも早よ好きなんとって食えよー。


って思ってたら「すみませーん。注文いいですか?」って嫁さんが店員に言ってるんですよ。


注文も何も、回転してるから好きなん取ったらええやん。


「えーと。タラバ棒とイクラの軍艦巻きと・・・」って注文し始めたんですよ。

あーなるほど、回ってない奴、注文してるんか。

そう思ってたら、「あ。納豆の軍艦巻きも」って。

今、目の前、通った納豆の軍艦巻き見て注文しよるんですよ。


いやいやいや。

あるやん!

そこにあるやん!


「だって作り立てがおいしいもん」。

いや、そうやけど!

回転の意味!!

鮮度ええから!


もうねえ。
回転ずしなのに、わざわざ作らせる。

あかんよねー。


もう、私はひたすら目の前に来るやつを食べましたけど。


んで、結構食べたなー、ってなって。

次女が「私、安いのばっかり」っていうんで、何を食べたか聞いたんですよ。



「コーンと納豆と卵焼き」。



鮮度、一切関係なし!



「だって、生魚、きらいやもん」



ここ、すし屋ですけど!!

2015年2月2日(月) スマホ

あのー、私の職業って、話をしたことあると思いますけど。

「システムエンジニア」

なんか、名前はかっこいいんですよ。
賢そうでしょ、響きが。

響きだけで言うたら「フェラーリ テスタロッサ」ぐらいのかっこよさですよ。
そらもう、なんかやってくれそうな感じがするわけですよ。

んで、やっぱ、一般の人はいいように誤解してくれるんです。
「賢そう」「難しそう」「すごーい」って。
いや、まあ、この私ですから、否定はしませんけど。

でもね。
この肩書がねえ、時々邪魔になるんです。

一番多いのは「え?システムエンジニアなのに、ガラケーなん?」です。

そう質問されると私はよく言うんですよ。
「仕事柄メールとかネットはパソコン使うから。だからケータイにそこまでの機能は求めてなくて。電話だけできればいい」って。

ええ、ええ。




んな、わけないじゃないですか!

いや、もう、この際ですから言いますよ。

私だってスマホったい!

でも、私がスマートフォン持ってたら、使いこなせて当たり前、みたいな感じで見るでしょ?
なんたって「システムエンジニア」なんだから。
だから「システムエンジニアなのにスマホ使えない」なんて言えないじゃないですか!

ええ、ええ。
使えないんですよ、私は!

タップってなに?ですよ。
え?アンドロイド?ロボットの?ですよ。

私だって華麗にスマホを使いこなしたい!
お勧めのアプリは?って聞かれて即座に答えたい!
ツイッターとかフェイスブックとかもやらかしたい!

なのに、「システムエンジニア」って肩書が邪魔をする!



そんな私が、ついに今夜、スマホに機種変更してきます。

2015年2月1日(日) 長い財布

もう、気が付けば2月じゃないですか。

12月にもあんなことやこんなこと、1月にもあんなことやこんなことがありました。


んで、話は変わるんですが、先日、私、財布を買い替えまして。
もうええ歳なんだからと、二つ折りの財布をやめて長い財布にしたわけです。
んでまあ、胸ポケットにも入れられるように、カードやらは必要最小限にとどめて。
んで、パスケースも一緒に持ち歩いているわけです。

この長財布、お札やカードを取り出す時なんかはとってもいいんですけれど。

でも、小銭が。

この小銭がね。


ちっとも目的の小銭が出てこない。

あのー小銭を入れるところには、ファスナーがついておりまして。
んで、それを開けると、中に小銭たちがいるんですが。
長財布でしょ。
細長いんですよね。
んで、その中に小銭たちがいるんですがね。

知ってます?

小銭の横顔って、みんなそっくりってこと。


ええ、ええ。
あいつらね、真正面から見たら一目瞭然なんですよ。
穴が開いてるかどうか、大きさがどうか、って。
色だって違うでしょ。

でもね、長い財布だと奥のほうまで明かりが届かなくて、しかも横顔しか見えないんですよ。
100円玉や!っておもって取り出したら50円玉でね。

お前違うねん!
今は100円君に用事があるねん、って50円玉戻すでしょ。
んで、100円玉や!って取り出したら、また50円玉。
お前、何人おるねん、ってことですよ。
一向に100円玉の出る気配なし。


んで、私、おつりを考えてお金を渡すって話、前にもしましたよね。
おつりのことはお前は考えなくてええから!
こっちが考えて出すから!
渡された数字をそのままレジに入力すればいい!
って。


前言撤回します。

今はもう、すぐにお札出しますから。
お札単独で出しますから。

そんなことしてると、小銭が増えるわけですよ。

今、財布の中の小銭見てみたら、500円玉1枚、100円玉5枚、50円玉3枚、1円玉6枚ありました…。

泣きそうです。

2014年11月22日(土) グループワーク

今日ねえ、子ども会関係のね、研修会があたんですけど。
昨日やったばっかりやのに、今日もグループワークですわ。
いや、まあ、慣れてるから別にいいんですけど、いいんですけど連続って。

しかも、子ども会のって言うてもね、内容は昨日とおんなじようなもんで。

なんや、テーマがね、机の上に貼ってあって。
んで、自分がこのテーマについて話をしたいなーと思うところに座ってくれと。
テーマは全部で6個あったんですけど、これ、テーマによって偏りが出るんちゃうかなあ、って心配したんですけど、そこはみんな大人ですわ。
お互い空気を読みあって、あんたそっち座んのかいな、ほんなら私こっちにするわ、みたいな感じできれいに分かれまして。

こういうところがね、まあ、PTAの仲良しのお母さんたちと違うところですね。
もう、一人でもグイグイ入って行きますから。

で、それぞれのテーブルに8人ずつぐらい座りまして、テーマにそって話し合いが始まったわけですよ。
例えば「地域とのかかわり」とか「役員を増やす方法」とか。ね。

私は、初対面の人ばっかり、8人程度で同じテーブルに座たんですよ。
ほんで、司会と書記と発表者を決めたんですけど、例によって、また発表者は私。
多分、声に張りがあったんやと思います。
っていうか、他のメンバーは、みんな、お年でしたし。

で、まあ、話し合いもそろそろ終わりやなーってなって、最終的なまとめをするんですが、それぞれのテーマに対する結論をね、3個書きなさい、と進行役が言うわけですよ。
3個の結論を1個ずつ、1枚の紙に書いて、それを紙芝居のようにめくりながら、発表してください、と。
模造紙は使いません、と。

いやいやいや。
それ、最初から言うといてよ。
この模造紙で発表するって思ってたから、今、この模造紙使って発表するネタ、考えてたやん。

まあ、それでも一応ストーリーとオチを考えてましたら、おんなじグループの人が言うわけですよ。
「最初に発表したほうがええで」って。

うーん。
この人、私のこと知らないから、仕方ないですけど。

で、どういう順番でやるんかなあ、と思ってたら、「じゃ、こっちのグループから」って、進行役が、私らのグループより遠い席を指さしたんです。
ま、とりあえず、一番ではなかったんですわ。

ほんで、まあ、当たり障りのない、時々、笑い声も聞こえる、そんな感じで淡々と発表が続きまして、順番的にいうて、うちのグループは最後から二番目のはずだったんですよ。
そう言う座席の並びになってましたから。

で、残すところ、うちのグループ入れて2グループになったときですよ。
次は、うちのグループの番になると思ったら、進行役が「それじゃ、今のテーマに関係がある、そっちから先に発表してもらいましょう」って、もう一方を指さすんです。

いや、だって、全部おんなじ「子ども会活動の課題」やねんから、どのグループも関連性がありますよ。
そんなん言うたら、最初のグループとめっちゃ関連してたのは、うちのグループやし。

あれ?
どういうこと?

そう思いながら、主催者をチラっと見たんですよ。
この主催者は何回か私の発表を聞いたことがある人なんですけど、ほんならその主催者、ちょっと笑ってるんですよ。

これ、もしかしたら、わざと私を最後にしたんじゃないの?
そう感じましたよ、正直な話。

で、私の番になったとき、進行役が言いよるんです。
「ということでね、なんだかんだと言っても結局、ここのグループのテーマにたどり着くんじゃないかと思います。それでは最後、きれいにまとめてもらいましょう」って。


いきなりハードルあげやがんの。


なにその、きれいにまとめてもらいましょう、って。
テーマは関連してるんやから、どこのグループにたどり着いてもおかしないのに、なんで、無理やり、ここが着地点みたいなこと言うねん。


そう思いながらも、まあ、正直、これ、ええパスが来たな、と思いましたね。


おもむろにマイク持ちまして、「最後、いきなりハードルあげやがった・・・」と言いながら立ち上がると、それだけで笑いがおきますからね。
もう、つかみはオッケーですよ。

あとはまあ、この紙芝居をうまく使って、お笑いいただきまして。
当然、きれいにまとまって、ダントツの拍手喝采だったわけですが。
一番びっくりしてたのは、同じグループの人たちでした。
そりゃ、あの差しさわりのない3個の結論で、これだけ盛り上げられるなんて誰も想像してなかったでしょうから。


まあ、なんかねえ、グループワークってねえ、結局、私の発表の練習の場みたいになってますわ。
結果、グループワーク、楽しい。うん。

2014年11月21日(金) 寒い発表

親学習講座と言うものがありまして。
なんや、子育て真っ最中の親が、まあ、子育てのコツを学ぶ、みたいなね。
そんな講座ですわ。
まあ、うちの嫁さんなんかも、その講座を受講しまして。
なんやら、ちょっとした資格みたいなものが与えられるらしいです。
って、別に金儲けにつながるような資格でもなんでもないんですけど。
年頃の子どもを持つ親御さんから相談を受けて助言する、みたいなことらしいですわ。

で、まあ、その体験って言うんでしょうか、簡単な講習会をやるから参加してほしい、と別のPTA関係者に頼まれまして。

もうねえ、はっきり言いまして、今更、親学習って言われてもですよ。
子ども二人成人してますし、一番下も高校受験って言うこの段階で、親として今から何を学ぶのかと。
そう言う気持ちは正直あったんですけど、まあ、時間もあるし、何より一緒にやってきた仲間からの依頼ですしね。
嫁さんも他のところから依頼されてたみたいで、ほんなら一緒に参加しよか、と。


で、まあ、会場に行くと、そらもう、半分は知り合い。
もう、みんな、プロですよ、はっきり言うて。
子育てに関してはね、もう、いろんな講演会やら講習会やら受けてますから。
なんやったら、主催者側ですよ、ほんまの話が。
実際、嫁さんと同じ資格持つ人が主催者ですし。


んで、例によってグループ分けされての、グループ討論ですよ。
お題に沿って、グループで話をしながら、模造紙にポストイット貼り付けて、いろいろ書き込んで前で発表する、っていうパターンですわ。

グループに分かれたら、司会進行役と、書記と、発表者、大概これを先に決めるんですけど、もちろん、何も言わなくても、「○○(私)さんが発表者ね」と、誰かが言うんですよ。
もう、これはね、なんやろか、その、オーラ的なものが出てるらしい。
私が前に出て話します、っていう、面倒くさいオーラが。
まあ、でもね、前に出て話をする、っていうのは、一番、やりたくないらしいですから、他にやりたいという人がいるわけでもなく、すんなり決まるわけです。


んで、みんな好き勝手なこと言いながら、ポストイットに書いて貼り付けるわけですよ。
例えば、子どもに対して感じている不満、みたいなこととかね。
んで、それについての対策とかをまた言い合うわけですよ。

最終的に、まとまったんだか、まとまってないんだか、よくわからない、模造紙が一枚できまして。

それ見た途端、「きっついわー」って言うてしまいましたね。

何が、ってね、「だめよ〜ダメダメ」とか書いてある。

こんなね、書いてある、流行の言葉を読むのって、いっちばん、寒い。

しかも、このグループでつけたタイトルが「ありのままで、いいじゃないの〜」って。
これも、めっちゃ寒い。
凍てつくとはこのことですよ。ほんま。

しゃーなしで読みましたけど。
ほんでまあ、ウケましたけど。
あれ、そこそこウケたのは完全に私の腕ですね。

初めて私の話を聞いた教育委員会の人も「うわさにはお聞きしてましたが、うまいですねえ」と褒めてはくれましたけどね。

もうねえ、寒い文章を書くのはやめてほしい。
なんか、ちょっとウケようとして流行の言葉書いたりするの、いっちばん恥ずかしい行為やから。
発表するもんの身になってほしいわ、ほんま。

2014年11月20日(木) 表彰状

表彰状なんてものはねえ、本当に表彰されるべき人がもらうものであって、順番で回ってきたからもらう、なんて、そんなねえ、なんていうか、偶然のラッキーでもらうようなもんじゃないんですよ。
っていう、ラッキーな表彰状をありがたくもらってきました。

しかも2年連続。


いや、まあ、確かにね、これ、順番なわけですよ。
例えば、7年に一回だけ、たまたまその時に、市町村PTA協議会の代表をやっていたりすると、その上部団体から一定の役員職が与えられて、それを無事に終えると、表彰状がもらえる、みたいなもんですよ。
だから、特に優秀だったとか、働きが良かったとか、そういうことではなく、まあ、それなりにやっているともらえるもんなんですよ。

ですけど、私は声を大にしていいたい。



おれはもらう資格あんのんちゃうかあ!!!



いや、私、めっちゃ、やりましたからね、いや、正直、言うて、ほんまの話が。
市内はもちろん、大阪府内でもなかなかの働き、しましたから。

もうねえ、私の手を握って離さない人も多いわけですよ。
「○○(私)さん、ありがとう」「ありがとう、○○さん」って、もう、次から次へと、握手握手でね。
全然車にたどり着けない、アイドルですよ。


それにしても、なんやろか、この偶然。
しかも2年連続。


神様は見てるってことですよね、これ。


ま、その分、絶対、宝くじとかは、当たらないわけですけど。

2014年11月19日(水) 綿菓子

先日、市内で、子ども向けと言いますか、子育てしてる人向けと言いますか、まあ、そんなイベントがありまして。
んで、まあ私んとこの団体へも、子どもが喜びそうなことをやってほしい、と依頼がありまして、ほんで、お店を出しまして。

綿菓子を作って販売したんですけども。

あのー、作る人がね、いや、綿菓子を。
綿菓子を作る人手が不足してまして。

えー、私を入れて二人。
もう一人は、病院から退院したてで、リハビリ代わりに。


結果、8割方、私が作りました。
4時間、綿菓子、作りっぱなし。
割箸に、綿菓子、巻付けっぱなし。
材料のザラメ、10キロ、こんだけあったら十分やろ、余ってもええわ、って言ってた、10キロ、使い切りましたわ。


はぁ。


・・・。


誰じゃあ!
綿菓子、売ろ、って言うたやつ!!
めっちゃしんどかったやんけ!
右足のひざ、いわしてもうたやんけ!


ほんまね、冗談じゃないですよ。
熱でザラメを溶かしてね、細かい穴から糸状になって出てくるわけですよ。
それを巻きつけていくんですけど、これねえ、あっついの。
めっちゃ、あっついの。

溶けたザラメ、目に入って、目が真っ赤になったもん。
怖いぐらいに。
完全に負傷したもん。
綿菓子舐めたら甘いけど、ほんま、舐めたら怖い。


もうねえ、綿菓子、いや。
もう、100年ぐらい食わなくてもいい。

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