カリント日記

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2010年5月17日(月) ジュニアリーダー

ジュニアリーダーというのがある。

目的はいろいろあるだろうが、私の町のジュニアリーダー養成の目的は子ども会のリーダーを育てることもそのひとつだ。

本来、子ども会というのは子どもがすべて運営するものであって、大人は「育成者」と言う立場から子どもたちに助言をしたりするものであり、大人がお膳立てしたりするものではない。

しかしながら、それを理解している大人も少なく、子どももわかってはいない。
大人が指導できないのだから子どもができないのは当然だ。

私もしばらくはそのやり方を見守っていたが、今年から次女がジュニアリーダーに参加する資格を得たので、徐々に子ども会の運営方法を変えようと考えている。

幸い、仲のよい友達と4人で参加しており、私の一緒に学ぶことによって、子ども会の自立を促すことができるのではないかと考えている。

あまり気負わず、気長に、それでも確実に、子どもによる子ども会を実現したいと思う。

2010年5月25日(火) バレー部の問題

小学校には保護者を対象としたPTAのバレーボールチームがある。
チームの目的はバレーボールを通じて保護者間の親睦と連携を深めることにある。

小学校のPTAのバレーボールチームなのだから、メンバーは全員小学校のPTA会員である。
と、言いたいところだが、実際はそうではない。

一時期は全員が小学校PTA会員だったが、卒業した生徒の保護者も引き続きメンバーとして在籍している。
というのも、小学校のPTA会員だけでは試合のできるメンバー数に達していないからである。



しかし嫁さんから実情を聞く限り、このままよしとできないように感じた。

そもそも、卒業生の保護者たちがいまだに在籍しているのは、部員の少ないバレー部のことを思って留まっていてくれているわけではない。
自分たちがバレーボールをしたいから留まっているに過ぎないのだ。

好きだから練習もたくさんする。
当然、上達もする。
試合にも勝てるようになる。
さらに練習をする。
そしてどんどん強くなる。

卒業生の保護者たちの練習には少々熱が入りすぎており、小学校PTAの新規会員が近寄りがたい状況にあるのは間違いない。
そして、今の中心メンバーはその卒業生の保護者であり、どちらかというと正規のPTA会員の保護者たちは、その卒業生の保護者たちに追従している感じだ。
だから余計に新規会員は入りづらくなる。

これでは本末転倒だ。

バレーボールはPTA会員の親睦を深めるため「手段」であって「目的」ではない。

それに、会員でもない卒業生のメンバーが「小学校PTAバレーボール部」の名の元にクラブチームなら使用量を徴収される、市の施設を無料で使っている。
また、PTAの予算を使用しているのだ。

これはPTA会長として黙認できない。

嫁さんが、「丸く治めるからもう少し待って」というのでしばらくは様子を見ることにする。

2010年5月31日(月) ドッジボール大会

この土日はいい天気で、気温もそれほど高くなく、とてもすごしやすかった。
土曜日には隣の自治会の子どもたちと合同で地区対向のドッジボールの試合をやった。

20人対20人というかなり大勢での試合だったために、ボールの取り合いも激しく、また、やる気のない子どももいた。
けれども、それなりに楽しんでいたようで、なにより、休日のいい天気の日に、子どもたちを運動場へ引っ張り出せたのがよかったと思う。

昨今の小学生はいくら天気がよくても、なかなか表に出て遊ぼうとはしない。
だからたとえ少しの時間でも良いから、外で運動させられたことはよかったと思う。

ドッジボールの合間にブランコに乗ったり、サッカーをしたりと、子どもたちは思い思いに過ごしていたが、みな楽しそうだった。
私も子どもに混ざって体を動かしたお陰で、いい気分転換にもなった。

お母さん方は日焼けを気にして藤棚の下に身を潜めていたが、それでも外の空気を吸うのはよいことだと思う。

確かに疲れはしたが、とても心地よい疲れに、また次回もやりたい、と思った。

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